無料のサービスなので、ユーザビリティ低くても我慢しなければならない。
色々なサービスリリースしているけど、張りぼてじゃねえ・・・sigh
何か日本のクルマの文化見ると分りますよね。
欧州は今でこそ、電動●●、電子制御●●を搭載していますが、ちょっと前のF1ザウバーメルセデスの時代などトラクションコントロールやアクティブサスペンションや電子で制御するものは一切積んでいなかった。
それなのにきちんと完走し、10位以内に入っているのだ。
例のメルセデスがル・マンで復活し、2台がワンツーフィニッシュ、3台目が5位入賞した時ぐらいの時代。
日本は、早くから電動ミラー、サイドミラーウォッシャー、電動シート調整、電動電動電動。
本当に電動にしなければならないのか?と思われる部分にまで電動を用いて、
いざエンジンがエンストすると、何も出来なくなる。
昔のオートマティックはニュートラルでエンジンが掛かっていた。しかし、道の真ん中でパーキングに入れなおし、キーを一旦オフにしてリスタートしなければならない。
子供だましの電動装備を“豪華”な装備という文化。
どこかの田舎自動車メーカーがやり始めたことなんだけど、
直線しか走れない足回りの車を作って、やたらとエンジンスペックだけ上げ、
タイヤが19インチとか重くなり、それで重くなるから、制動力アップのためにブレーキがまた大きく重くなる。そしてまた重くなる。
すると燃費が悪くなる。それを誤魔化すために最近では、電動マッサージャーが後部座席に付いている。
どうせどこか門真の電機メーカーにゴマを擦られて載せたんでしょうが、
これがおそらく3年ぐらいで潰れる。
走りに支障が無いから、効果の無い機材を積んだまま走る応接間。
しまいめには、ボンネットに電動の「金の鯱」載せるんじゃないかと思って、毎日ヒヤヒヤしていた。
で、いまさらエコで低燃費で・・・。
TV宣伝で、如何に先進的か、とか如何に都会的か、のイメージ刷り込まれている日本の消費者は、
本来、人間が生きていくために必要な、機能、インフラに対しての選択力がもう備わっていない。
大陸人のDNAかもしれないが、陸地続きで他国を攻め、或いは逃れ、身軽な状態で移動する民族は、移動するのに当り、最低限のものは何かを本能的に選択する機能が備わっているのだろうか・・・。
日本は島国で大移動が無い。土着し、腰を下ろす。
結論は長くなったが(漸くかよ、回りくどいなあ)、生きていくために何が必要かを考えた場合、
ユーザビリティが低いくせに、あってもしょうがないサービスが多くリリースされるWEBサービスって、日本人は好きなんでしょうね。
カスタマイズ文化も日本はお手盛り主義ですが、他の先進国は自分で作る、直す、メンテする。
必要以上のサービス押し付けられるより、自分でいじって軽くて、燃費のいいサービスが、
私にとっては丁度良い。
基本機能が欠如しているのに、必要の無いガキサービスが付いているのは気に食わない。