現在、フードメニューの志向による顧客のクラスタリング分析にアプローチしています。
しかし、前のブログにも書いたように、フードメニューに哲学が無ければ、
カテゴリーや差別化の要因となるキーの情報が取得できません。
で、五月ぐらいから取り組んで、おこなったクレンジング作業の賜物です。
肩が凝って凝って、11,000もあるレコードを下記に紹介する手法でクレンジングしたんですから。
そこで苦労の弊社のメニューカテゴリー体系をご紹介します。
別にこれで分析クラスタリングがすぐにできるとは思いませんが、
何かの参考に。
レストランのメニューは、いろいろ企画がありますが、下記のように分解することが出来るのではないでしょうか。
・主素材情報
・副素材情報
・副素材情報
・味覚の元になる風味や味付け情報
・調理種情報
・テースト
■主素材情報
牛肉、豚肉、鶏肉、魚、エビ、貝、野菜、キノコ、麺、米、汁
■副素材情報1
主素材と同じだが、「牛肉のピーマン炒め」の場合を例に挙げると、主素材:牛肉/ロースに対し、副素材:野菜/ピーマンとなります
■副素材情報2
一個だけでは重なってしまうメニューがあるため、キーになる副素材をもう一つ挙げておきます。
そうすると、「牛肉のピーマン炒め」の場合、野菜:玉ねぎとなります。
■味覚の元になる情報
「牛肉のピーマン炒め」の場合、ピリ辛ソースもしくは豆板醤となります。体系が揃えばいいのでどちらでも投入してください。
■調理種
「牛肉のピーマン炒め」の場合、炒めるとなります。他に焼く、煮る、タタキ、茹でる、煮る、炊く、蒸す、生
等になります。
■テースト
和食、洋食、仏、伊、中、スペイン、ブラジル、トルコなどエスニック、ロシア・北欧
■道具や器具
さあ、皆さんどうですか?
どんな料理も概ね区分が出来ますよね?
で、最後に
■道具や器具
これは盛り付け法を表しますので、鉄串、竹串、陶板、網、ジンギスカン鍋、炭火、紙
画付随されます。
上記のものに二桁ずつアルファベットか番号を与えてフードメニューマスター番号の出来上がり。
で、これで個人の志向をK-means というニューラルネットワーク系アルゴリズムでクラスタリングして行きます。
結果が楽しみだー!......................失敗したりして・・・。www