日経サイトの「宋文洲の単刀直入」に(引用すると)
///私は生放送のテレビ番組で言いました。「夏を待っていれば春が終わってしまう。今年の後半に景気は必ず回復する。私は保証します」と。///
いい加減な事言うな!
大体、景気が良くなる、悪いって、「景気の良い」の定義は何だ?
誰を救って、誰を切り落とせば景気が良いのか?
そのゴールは何か?
大半が人間の気分の話だ。
一部の企業だけが底打ちすれば景気が良くなったといえるのか?
思い切り負債を抱えて倒産企業が相次いでおり、そのあおりを受けている企業は、三年から五年経たないとバランスが良くならない。
ましてや株価だけの話をしているのならば、もっての他だわ。
実力の無い企業がちょっとした思い付きだけでブームに乗って上場し、団塊の世代の浮遊マネーを引き付けている事ぐらい、もう皆にバレバレよ。
で、記事内容は、貧乏投資家が慌てふためいて、株を売るからリアルな保有資産評価よりも時価総額が下がる!って?あんた。
それに支えられていたんじゃないの?
それが進んでいるからもう底を打ったって?
博打代わりに売買する奴だけしか市場に戻って来んわ。
実業は実際の総資産と株価のバランスから将来性を差し引いた価格になってるよ。
低いのは虚業だろうが。ITとかの。
それは実態を高く評価しすぎただけでしょう?
大体、日経平均でも上場廃止寸前まで株価が下がっちゃった会社はどこの企業だったっけ?
たった、10年間企業を伸ばせば、その企業はもう安定なんでしょうかねえ?
後継ぎも企業理念も育っとらんがな。たった十年じゃ。
それに競合のクラウド会社に遅れを取っているじゃないか。
一塊の企業オーナーに経済が占いのように分かるぐらいなら、野村総研なんてもっと景気動向を鋭く読み取れているでしょう。
もう、ここまで来ると殆ど細木数子の世界だな。
それに引き換え、5/5産経新聞に出ていたウシオ電機の元社長で現在、生産性本部会長の牛尾治朗氏の記事
やっぱり、経営哲学を持っている人の言うことは、違うわ。
若手経営者にしたら回顧主義かもしれないが、奥が深いわ。
ぺらっぺらの経営者ブームからそろそろ目を覚ませばどうかな。