M&Aが激しくなると予想されている。
考え方の起点は、M&Aについて必ず出てくる言葉を上げると仕掛ける側の理屈と特長が見えてくる。
①企業を買収することにより売上規模が得られる
②●●億の売上を作るのに10年も掛かるが、買収なら一瞬だ
③向こう5年間で回収できるから安い買い物だ
④日本のマーケットはもう伸びないので、買収する以外に伸ばす方法は無い
本当にそうなんだろうか?
で、不思議なことに財務デューデリを行った会計士は購入した後の責任は持ちません。
売り切りゴメンのケースが多いみたいです。
そりゃスピードと労力考えたら絶対早いですね。
何となくバランスがあって、早く手に入れたものは早く陳腐化するのではないかな?と思うし、流行のときに手を出すのは、ナンダカンダ言って、高い相場の時に買うことになりませんかね。
日本の市場はもう伸びないのなら、無理して売上伸ばす必要ないじゃないですか?
まあ、きっとどこかで頭を打たなきゃ、M&Aを行った結果は出ないんじゃないかと思います。
あっ、それと、これも聞く所によりますが、M&Aの90%以上が今までは失敗に終わっているそうです。
一昨年までは、オーナー企業で、そこそこ市場シェアを持っている、或いはいい場所に出店している等の条件の企業なのだが、
◆オーナーが引退したい。経営に疲れた
◆息子が会社を引き継ぐ予定だが、息子が結構世間知らず
の企業が標的にされている、というのもよく耳にした言葉だ。現ナマで横っ面叩いたら、直ぐに話しに乗ってくるらしい。
そういう風に考えると、何かそのような気もするなあ。
やっぱり、二代目、三代目は良いお洋服を着て、フェラーリやポルシェに乗って、仕事もしないで昼間から高級ホテルのティーサロンで、投資や株式の話をしたいらしい。
何か映画のワンシーンみたいですねえ。
ま、私には関係の無い話ですけど。