今日の産経新聞にトヨタの広告がでていた。7段ぐらいの広告で、エコカーで減税対象車お買い得ラインアップ!という広告。

25種以上ものラインアップでカラーで打ち出されていたのですが、


①25種類も同じカテゴリーの車を作って製造ロットの関連から、既にエコじゃないじゃん。絞り込めよ!

②サムネール程度の車種写真でざっと見た感じ、車種の違いがわからない。誘引されない

②エコカーラインアップなんでしょうが、何がエコカーかの訴求が分からない。何でも低燃費だったらエコか?


アホと違うか!マーケティングのパラダイムシフトが必要と感じていないのでしょうか。


まあ、私が多少車好きのせいもありますが、

・シエンタとパッソとラクティスの差がわからん!

・エスティマ、アイシス、ヴォクシー、ノアの差が分からん

・アルファード、ヴェルファイアの差が分からん

・ヴァンガードとハリアーの差が分からん

・載ってないけど、オーリスとブレイドの差が分からん


笑っちまった。日産、ホンダ、マツダ、スズキに対抗する車種を全部作ったらこんなことになっちゃった!

よくもこんなに肥大化させたもんだよ。



ジャパネットたかたは、一品を深く説明して売りぬいていくマーケティングパラダイムで、家電量販とは違ったポジションを築いている。

そりゃ、市場占有率が違うから・・・。


一品を大事に開発し、販売していくことも重要です。逆にハイブリッドに対するネガティブ神話をQ&Aで解決していくコミュニケーションを行えば、同じハイブリッドでもインサイトとの差別化を訴求できるし、理解して購入する。

それがブランディングでしょ。


同じ低燃費でも、20万点ある部品の一つ一つを吟味し、選択をすることで剛性を保ちながら、50kgの軽量化を行ったため、燃費が15%も大幅に向上し、さらに新たな燃焼技術により、パワーを損なうことなく、トータル燃費を向上させることに成功しました!

ハイブリッドとは違った車感覚を保ちながら、低燃費。


もしこれをやっているなら、きちんと説明してよ。安易な印象しかないんだよね。車造りに。

車の開発スピードがITにより、迅速に出来たために、GMが市場に1車種投入する間に3車種も投入できるため、言わば市場をドーピングできるから、回収が早く、勝ち組みとなれた?


車ユーザーをいくつかのニーズ分析でポジショニングし、オプションとグレードで差別化してよ。これだけ車種があっても開発ストーリーが無いから買う気起こりませんわ。

100円ライターや下駄と車を一緒にしないでね。


マーケティング音痴の会社の製品は買う気がうせるのは私だけかなあ!

開発ストーリーにこだわりが無いから、消費者にとってプラスになるはずが無いし。

きっと、消費者目線で開発なんてしてなくて、競合の開発対抗優先で開発してるから。自社の都合でしょ?開発目線が。


単にシートの素材やカラーリング、座席のフレキシブルを決めるのに、消費者の意見を取り入れて作った!なんて誤魔化さないでね。

消費財じゃあないんだから。


マーケティング手法はいつも通り、自動車評論家を現金で横っ面叩いて、ゴマ擦りアフェリエートインプレッションですか?