NTTdocomoがオークローンマーケティングを買収!!

オークローンマーケティングといって何人がビリーズ・ブートキャンプの・・・ってリマインドするだろう。


この記事は、Night-shadowさん も挙げているから、こちらを見てもらっても驚きだと言うことが分かる。


ITプラス にもでているから詳しくはこちらを。


しかし、私の耳にはもう半年も前に買収の噂はお聞きしておりました。どこが買収するかはトップシークレットでしらなかったが、当の会社はビリーのブレークで売り時だと判断したのでしょう。


もとからオークローンは売上が安定せず、低迷しているなあと思っていると5年に一回ぐらい神風が吹き、爆発的なヒットを出して何とか保ってきた感が否めない。


私も昔に出張先のホテルでCATVを見ていて、「The Great Escape」というタイトルの、草食動物が肉食動物に捕食されようとする瞬間、火事場の馬鹿力で逃げ切ってしまうと言う内容の映像ばかり集めたビデオをなんと、衝動買いしてしまった。それ以降は何も購入していないのだが。wwww


もともと海外でヒットした映像と商材ネタをそのまま買い付けて持ってきますので、展開しやすいモデルはリスクが少なくてよいのですが、これがなかなかヒットの想像はたやすいことではない。


また、TV通販の顧客は、映像により催眠的に買ってしまうものだから、他の他チャネルの顧客になりづらく、カタログなんて配ろうものなら、たちまち赤字に転落する。

そういった意味でTV通販は博打に近い商売で、ヒットネタを常に映像と共に開発しつづけるパワーが必要であり、カタログ通販などとは全く逆の性向を示す。


顧客はビリーを認知し、興味を抱き、購入するためにどこの通販会社で買っているのかを認知していない。

すなわち、ビリーにロイヤリティがあり、企業にロイヤリティが無い。


大手の商社系TV通販は莫大な顧客を集客したため、印刷媒体でもロイヤリティを継続できる顧客をある規模の人数を確保できているため、カタログ通販に乗り出そうとしているのだが、中堅規模のTV通販ではリストがあってもバリューは好転しない。


ある調査でTV通販のユーザー調査の購買動機などを調査したことがあるのだが、

「TV通販のどこの企業で過去に購入しましたか?」の質問に対し、

企業ブランドを認知していたのは、“ジャパネットたかた“だけであった。


ECサイトやカタログ通販、TV通販とクロスメディアの機会を大手は虎視眈々と狙っているが、購買動機の違う顧客なのでセオリーはなかなか通じにくい。


そういった意味で企業文化もNTT-Docomoとは全く違う感じがするので、お手並み拝見と言った所だ。まあ、ノウハウは現有メンバーに任せ、チャネルに乗せてマージンを取るというだけの単なるアフェリエートに毛の生えたモデルにならないことを祈ります。


金持ちは良いねえ、何でも買っちゃうからwwwww。