某ビール会社がが5日発表した昨年の12月期連結決算は、広告費や販売促進費の削減が寄与し、
最終利益が前期比0.5%増の450億円と8年連続で過去最高を更新した、と発表があった。


TVの広告宣伝費を削減したらしいです。
認知メディアとしてブランドを顧客に認知させる役割を果たしてきたマス媒体。

しかし、顧客が購入する迄の説得としては、大変力不足になっているのだろう。

マス媒体は、
・社会的信頼のある企業
・有名な企業
等の信頼を与える力を持ってきた。TVで宣伝している企業だから大丈夫。怪しい会社ではない。

しかし、産地偽装などの一連の不祥事や、儲かれば何でもする的発想で消費者の信頼を勝ち得ることが出来なくなってきたのだろう。

ましてや、競合も同じような機能の商品を発売する中で、マス媒体の広告では差別化の重要ポイントを伝えきれないのだろう。

過去のように差別化のポイントが一つだけなら表現コンセプトで伝える事は可能であるが、高機能なものが多く盛り込まれているのならば、説明は不可能。

変わって、説明してくれない不親切を、解消しているTV通販。お奨め商品は一つに絞り、きちんと機能を説明する。家電量販店の店頭ではできない販売方法である。きちんと説明することにより、型落ちやキャリー商品や在庫過多の商品を捌いていく。

漸く、インタラクティブメディアの有効活用化の時代に本格的に突入するのだろうな。
認知したものを、より深く知識を得て購入まで意思決定させる。プラス価格比較までしてしまう。

ユビキタスが着実に近づいている。


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