この間、1冊の本を読み終え、
これまでにない衝撃と戦慄を覚えた。
その物語の顛末は主人公の死によって幕を閉じるわけであるが
私達の人生も、およそ死によって終わる事に違いない。
形あるものは、いつかその役目を終える。
人間だれしもが、知ってはいるが、
たびたび忘れてしまうものだ。
認知と意識は全く別なのである。
死について考えると、いやがおうでも
人生の意義やら使命やらを考えてしまう。
また、幸福な死とは何かを考えてしまう。
幸福とは、何だろう。
はたまた、幸福な死とは。
今の私は幸福か?
家庭を持ち、仕事を持ち、家族を養うだけの収入があり、
住居があり、健康な体があり、明日がある。
これだけで幸福を定義する要素は十分である。
しかし、野心や怠慢から、ある一方では
一層の幸福を求めている。
現在求めている更なる幸福を手にしたら、幸福か。
否。さらに貪欲になるかもしれない。
ゲーテ曰く
「目標に限界を持たないものは、幸福にはなれない」
(記憶を頼りにしているので、正確では言い回しない)
週末の予定を考える如く、
あるいは、3年後の生活を考える如く、
終焉を意識していくべきであると思う。
なぜなら、私達の電池は必ずいつかその力を失うから。