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2023年1月5日(木) 

電車に乗っての初お出かけ

 3年ぶりのCiao様宅で一客一亭ごっこ。

 

一客一亭ごっこを「二兎会」と付けました。

何で二兎にしたのかしら?

兎は1羽しかいないのに。

 

ちなみに兎は1羽2羽と数えるのですよね。

 

江戸時代、四足肉食は禁じられていました。

魚・鳥は食べて良いので菜食主義ではありません。

 

兎は二本脚で鳥のようにピョンピョン跳ぶ(飛ぶ)から

1羽2羽と数えて→四足じゃない→食べて良い

となった訳です。

 

閑話休題

 

今年は卯年ですし兎づくしのお取り合わせです。

 

3年ぶりで道順を思い出すのに詳しく教えて頂いたメールを捜すと、

ガラケーにありました。

スマホ、タブレットにガラケーまで持つのもねぇ。

パソコンメール捜したらFWしてありました。プリントする。

 

スマホを見てウロウロしているお婆さんを見ると気の毒になります。

手助けするほどこちらもスマホ出来ない。

地図、道順は紙に書いておくのが一番。

 

迷子にならずに早めに、、、早過ぎたので

手前のビルでひと休み

 

15分前に到着。

玄関のお正月飾り

折り紙でお手造り

 

点心席(リビング)お手造りのご馳走

まずは

梅酒炭酸割 でおめでとうございます

ローストビーフ(肉屋さん製) ミニトマト、水菜

 

お節は重箱から銘々が取るのではなく

小皿盛りにしてくれました。

祝箸はうちの水引細工を習ったお弟子さんの物を持参しました。

2膳頂いてももう一つを使う人がいないと言いましたが

二兎で使えました。ありがとう!

箸置も 兎です。

 

左手前から時計まわりに

加賀の蕪寿司(かぶらずし)

 人参ジャコ金平

  きゅうりジャコ酢の物

   出汁巻玉子

  蓮根大根人参揚げ 煮なます  

根菜を切ってから3時間、風通しの良いところへ置いて干しきんぴらにしてあります。

油揚げも開いて千切りにしてあります。

 

中央 黒豆 ふっくら美味しく煮てありました。

8時間汁に浸してから煮るそうです。

 

月に兎のお椀でお雑煮

 

角焼餅 鶏肉 銀杏大根 花人参 三つ葉 へぎ柚子

専門店の鶏肉でスーパーのとは違い味が濃い

お汁お代わりしてたっぷり頂く

 

御菓子は

小豆から煮た善哉 箸休め大根の皮 松前漬

さすがに、お餅は半分

 

本席 床

兎の染め物

結び柳 椿

  花入 陰里窯(?)ご自作 鎌倉淡交会青年部で一緒に作ったかな?

香合 白磁祈り兎  井高通作

 

床板は宗和先生の長板

板を置くだけで床の間の雰囲気がでます。

 

点前座 

結界はsofo実家の桜の枝

(いくらでも作れると思ったがこの桜の木は庭ごと消滅した)

Ciaoさんご親戚の火鉢を風炉に

釜 兎鐶付  

 

水指 乾山写し 野兎の絵 陶彩

薄器 花兎紋 

茶杓 自作 銘 一歩

茶碗 黒織部 

建水 南鐐

蓋置 自作一閑人 (運び点前でこの選択はNG)

 

風炉流し点 で一服

(炉の流し点をお稽古していたので混乱!)

 

建水、柄杓・蓋置 そのままで棗茶杓を清めます

茶筅通しの湯を汲むときに 柄杓構えて蓋置を風炉正面に出す

 

茶をすくい

茶杓を棗にもどしたら

水指の蓋をとり

湯を汲み 茶を点てて

風炉のいつもの所に茶碗を出す

 

美味しく頂きました。この後、写真をありません

茶碗を換えてご自服。

 

棗・茶筅を置く場所が狭い気がしてなりません。

本を見て左縁から17目に風炉を据えたそうですが、

京間の事でマンション畳では中央より右にきてしまいました。

 

常据えにしてお薄もう一服頂きました。

兎模様のお茶碗

ご自服は宗和先生の所で一緒にお稽古していた頃の卯年の 兎野遊び紋様 茶碗

 

干菓子銘々盆に兎の紙を敷き

赤い金平糖をおめめに

 

兎兎兎兎兎

 

この後、焙じ茶を

有田焼 と 九谷焼の 湯飲で頂く。

 

兎兎兎兎兎

 

楽しい時間をありがとうございました。

 

二兎どころではないですね。

来年もできたらいいなぁ。