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神無月は風炉釜を点前畳の中央に据えた中置をします。

 

いつもの小板を敷いた風炉釜を移動する。①

大板を中置きにする②

五行棚を用いる③ 

 

季節の変わり目、肌寒くなる頃なので、

火をお客様に近づけ、水を遠ざける。

とむかしは習いましたが、

少しばかり風炉が近づいたからと温かくはなりません。

 

五行棚が代表で、

中央に陰陽五行を整える

意味だそうです。

 

今週は五行棚で中置のお稽古をしました。

五行棚は中置にしかしませんけれどね。

(大板は中置に限らず常据でも使います)

 

五行棚は 玄々斎好みで、

天板、地板は焼杉、

柱は竹で、 右:客付 二節、 左:勝手付 三節、向う:一節
 

中国の思想 陰陽五行 万物は 木、火、土、金、水 陰陽で成る を表します。

木:天板、地板 火:風炉中の火 土:土風炉 金:釜 水:釜中の湯

 

唐銅や鉄の風炉は使えません。

風炉が土でなければ五行は整いませんから。

 

陰陽五行思想

 何回が講演会でお話を聴き、本を読みましたがよく解りません。

 

五行棚濃茶

主が拝見物を出し建水を水屋にひいたところ

 

五行棚薄茶

お薄が点ちお客様がとりこむところ

 

中置では(置く所が狭いので)細水指を用います。

落雁細水指

何の花ですかと訊いた人がいた。

雁が急降下しているのですよ。

ネットで本物を見て下さい>お弟子さんへ。

 

鶴田良孝 の花瓶に塗蓋を合わせたもの

 

薄茶の取り合せは

薄器 柿形器 会津民芸品

茶碗 

 

奈良絵赤膚焼 7代古瀬堯三

奈良絵は季節に関係ないがなぜか秋の気分がする。

(青年部の秋の旅で購入したからか?)

(柿食えば鐘がなるなり法隆寺から?)

 

替茶碗

鶉に草紅葉  南口閑粋作