八月は茶箱のお稽古にしたくなります。

暑いから火の気の小さい瓶掛けで  が理由ですが、もう一つ訳があります。

 

2022年8月9日の鵬雲斎大宗匠のお話をラジコで聴いた方が

写真を見つけて下さいました。

昭和19年6月21日のアサビグラフです。

20代の鵬雲斎大宗匠が出撃前の特攻隊員にお茶を点てています。

 

利休型より大きめの茶箱で茶碗も大き目

茶碗二つで代わる代わる点て時間とらずに、

古帛紗省略、拝見もなく。

 

戦後昭和20年代に 父上の淡々斎お家元(当時)が

「和敬点」として正式な裏千家の点前としました。

 

8月、あれから○○年ときくと和敬点をしたくなります。

 

 

これに似た写真が掲載された淡交社の本があったのですが、

誰か借り出していませんか?>お弟子さんへ