毎月、月またぎの週はお稽古お休みにして道具の入替をしますが、

四季茶会の都合で、5月③と6月①の間に休みを入れられず、

なんとなくバラバラと水無月の道具を出しました。

 

薄茶平点前

 

水指 粉青瓷  井高通作

茶碗 仁清写し 紫陽花 宮地永香作

薄器 黒柿中棗 紫陽花蒔絵 中村宗悦


初炭

炭つぎ、ツキ切り、香たいたところ

何回も使える燃えない枝炭を用いていますが、

割れます。  ボンドで付けたら臭う

中立ちの間にこっそり取り出す。

 

今週は小習い十六ヶ条のうち薄茶の点前をしました。

歳祝いにお茶碗を頂いた方がお持ちになったので、

茶碗荘り薄茶をしました。

初座で床に荘っておく。

裏千家から茶名に頂く帛紗

 

茶箱等のお道具拝見の作法で広げると紋様が見えません。

あえて紋様がみえるように敷いてみました。

床に置くときはどちらが正しいのでしょうか?

 

後座で点前座に荘った写真を撮りそこないました。

水指に茶筅荘り、

茶碗に帛紗を八折の状態で入れ棗を入れます。

水指に茶筅荘る手順はこちら

https://ameblo.jp/sofo-myousyukuann-ameba/entry-12559250310.html

 

総礼して建水持ち出し、

茶碗両手扱い膝前にとり、棗出し、

帛紗八折のまま左手にのせ一つ開いて右上角をとり

捌いて、棗、茶杓を清める。

 

空の茶碗はひかないで、湯を汲み、

水指上の茶筅をとり左手茶碗にそえて(ラン)

 両手で茶碗をひく

 上げる下す(バン) 上げる下す(ウン) 持ち直してサラサラ

 

貴人点薄茶

御菓子は高坏で出します。

ケースごとでは恭しい感じがしませんね。

 

貴人台に載せた茶碗を一例して持ち出します。

右真横、左手前両手扱いで仮置き、

棗を水指右前へおろし、

左手前、右真横、左真横、右手前、両手で置き合せ。

 

建水持ち出し、杓ひいて建水上げ、居前正し、

右手前、左真横、右真横、両手で膝前へ

棗を前に置き、

いつものように棗、茶杓を清める。

 

台茶碗は片手でひけないないからそのまま

柄杓構えて釜の蓋を開け、

茶筅通し用の湯を汲む

 

貴人点                    薄茶平点前 茶碗が手前にひてある

 

茶筅通し

 茶筅を入れて(ラン)から台ごと茶碗をひく

 上げる下す(バン) 上げる下す(ウン) 持ち直してサラサラ

 

 

歩みが不自由な方のためのお点前 入子点 をしました。

(本当は二人とも歩くの平気ですけれど)

曲建水に茶碗を仕組んで持出し、膝線より上に置く。

棗と茶碗だけ置き合せ、

建水 膝線まで下げる。

いつものように薄茶を点てる

 

斗々屋茶碗                       青楓 京焼茶碗

 

柄杓・蓋置、棗・茶碗全部荘り残し、水も注ぎませんと帛紗を畳み残して

建水だけ持って帰ります。

 

初心者さんへ

棗・茶杓を清め茶筅を出したら、茶碗をひく をしっかり覚えて下さい。

 いつもと異なるお点前もあるのだなぁ~

 くらいにぼんやり見ていれば良いです。

貴人の姫様役 お疲れ様

 

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