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弥生の寄付き
寄付きと言ってもマンションの玄関上った廊下に
絨毯を敷き乱れ箱を置いただけです。
ここで着物の方は足袋を履き替えます。
洋服の方はソックス履いてお稽古着つけて身支度をします。
リビングの扉に掛けた短冊を換えました。
誰も目に止めないから私的な短冊をこっそり。
○○淑○の
卒業を祝て
おやとあ可免 子とめてられて 学ひ屋に
としをかさね志 ことなわす連そ 時化(?)確(?)
おやとあがめ 子とめでられて 学ひ屋に
としをかさねし ことなわすれそ 時化(?)確(?)
明治40年生の母が女学校を卒業時(大正15年か昭和初め)に
先生が下された短冊です。
先生のお名前 時 竹冠に確 ? 判りません。
母が生きているうちに訊いておけば良かった。
3月1日 38回目の祥月命日でした。
蛇足
昔の先生は大変ですね生徒一人一人に短冊を書いて渡すとは。
まあ、同じ和歌を宛名だけ変えて書くのでしょうけれど。
私の高校頃は寄書き帳を持って先生のところを巡る生徒もいたような、
先生はお忙しいのだからと禁止になったかも?
妙淑庵 と名乗ると真面なお茶室があると思われますが、
確定申告の書類に屋号を書くときに
母の戒名の一部 妙淑 を使いました。