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毎年、如月には

梅の俳句二首の扇面を表具したものを掛けます。

早春吟(そうしゅんのぎん)

  花与香

      半(?)村庵

 

髪小袖そし里(り)

 はし免(め)や

  所々の梅

 

寝さ勢(せ)ぬや

嵐の

 峰の

  梅の花

 

 

お弟子さんから

そしられた菅原道真公を読んでいるのでとの案がでました。

 

後の句を

山に嵐が吹いて梅がちるのではと心配で寝られない

と解釈していましたが、

京の嵐山の梅を思い寝られない

かもしれません。

 

扇面の折癖と墨の擦れが一致しないかなりあやしい物ですが、

話の種にはなります。