コーヒーは飲み干した

二人の時間は終わりが近づく


女はニコニコしながら話を聞いている

男はのめり込むように過去を語る

一方でどうしてこんな話が面白いんだろうと思いながら


コーヒーは飲み干した

語り明かした余韻がコーヒー豆の香りのように

あたりに漂っている