朝八時過ぎ、例の友人からサウナのお誘いが来た。二つ返事で快諾。
昨日、頭を切り血が流れたので、風呂に入っていなかった。治療はオキシドールを
頭にかけて自然乾燥させただけ。サウナなら良いだろう。傷口さえ開かなければ、
発汗し、後は水風呂で流すだけである。
そうして昼食は長寿飯店で例の「海老そば」を注文。
しかしたった二度目だと言うのに、飽きっぽい私は、最早最初の感動を失っていた。
やっぱり、日本人は今日は和食、明日は中華、明後日はイタメシとバラエティに
富む方が普通なのだろう。種類限定は固定化し、日本人特有のゆらぎを失って
しまう。
友人を自宅に送る時、私は彼にチョッとお願いをした。
「○○、鉄パイプは持ってないかい?パラソルの台座の固定に使うんだ」
「ああ~、あるよ。ポンツー(浮桟橋)で使った余りが」
「長く無くて良いんだ。30センチほどあれば」
そうして友人の旅館の駐車場で、鉄パイプを適当な長さにベビーサンダーで
裁断した。
友人は現在旅館屋のオヤジだが、20代の頃は設計事務所(一級所持)で働いて
いたし、30代後半までは、地元の一般住宅建売メーカーで働いていたので、
ある程度までの大工道具をカバーしている。
私自身も森林組合で、取敢えず四季の作業(刈払い・地拵え・植林・全伐・間伐)
の経験をしているし、なんちゃって漁師であったが、アナゴ籠漁と刺網漁の漁師
の時期もあった。且つ、京都時代も私の零細企業は現場関係であった。
京都の職人との仕事は気持ち良い。お互い語らなくても阿吽(あうん)の呼吸で
役割分担を理解しあえる。
「いつも通りで納めましょ」
と、何ら細かい指示なくしても段取り良く仕上げてくれる。あんなチームで仕事
ができたことは今となっては良い思い出である。
話は飛んだが、そんなところからも友人とはお互い影響しあっているところも
あるし、一緒のキャンプなんかもストレスを溜めずできるのだろう。
因みに私は、現場仕事でトロい人間を見るとムカつくタイプである。
大袈裟な作業では無いが、基本的に素人仕事である。
友人は火花を散らし、鉄パイプを裁断。私は喜んで自宅のコンクリート台座に
埋め込みます。


写真ではハッキリしませんが、裁断面はチョッとギザギザなので、手を切る
恐れがあります。そうして私の仕事は地味なヤスリがけになりました。

夕方七時近くにこの作業をしていたので、写真は暗く見ずらくなっています。
取敢えず平棒ヤスリでシコシコと全体を平たくしていました。きりがないので程々
にします。

安定感のある台座になりました。
見た目は建築現場の材料ですが、
市販の華奢な台座よりも、余程シッカリ
しています。
見てくれだってそんなに悪くありません。
そうして今度は、このパラソルにマッチ
したテーブルの製作になるのです。
丁度、大型の炬燵天板があったので、
脚だけ付ければ出来上がるでしょう。
これで、パラソルの下、読書かネット・
サーフィンをしながら、冷茶か麦茶が
楽しめます。
娯楽も大切だが、金を稼がんと!