高砂や、この浦 舟に帆をあげて、この浦 舟に帆をあげて 月もろともに出で潮の 波の淡路の島影や
遠く鳴尾の沖過ぎて はや住の江に着きにけり はや住の江に着きにけり
この謡(ウタ)を聞いたり 口づさんだりしながら 舟が進む 先々の風景が目に浮かぶ人は
姫路から神戸の人で、瀬戸内海に面して住み、淡路島に連絡船か自動車で渡った人だと思います。
(訳)
屋上の松で有名な高砂の浦から、帆を上げて出発した。
その時の月は満月で、潮は大潮で、瀬戸内海を西から東に流れる海流は速く、淡路島の岩屋に白く波をうっているのを右手に見ながら、明石沖、舞子沖、垂水沖、須磨沖を通過して、甲子園球場近くの鳴尾の沖を通り過ぎて大阪湾に入り、大阪淀川の河口に近い住の江に早くも着きました。
メデタシ、メデタシ!!
瀬戸内海は潮流が西→東、東→西に変わります。
ですから、ヨット遊びは潮流との戦いです。
ヨットが波を切って進んでいくように見えても、後に戻っていることがあります。
が、潮に乗ると飛ぶように走ります。