ブルガリアの国を2分するように東西に走っている山脈をバルカン山脈と言います。
ブルガリアでは、スタラ・プラニナ山脈と言います。
この山脈の南に、スレドナ・ゴラ山脈という背の低い山脈が、やはり東西に走っており、この二つの山脈にかこまれた谷間が「ばらの谷」と愛着を持って呼ばれる地域で、ピンク色のダマスクローズ85%、白色のアルバローズ10%、紅色のセントフォーリアローズ5%が植えられています。
私は、タルニチェーネ村にあるエニオ・ボンチェフ社の工場視察の前に、ソフィア・エコ・プランの指定ばら園を訪ねました。
5万のばらの木にしては少し小ぶりのばらが咲いていました。
「有機農法でばらを育てると、どうしても成長が遅い」とエニオ・ボンチェフ社のフィリップ専務が嘆いていました。
ありました、ありました。看板がありました。
このあたりはソフィア・エコ・プラン社の指定農園で、エニオ・ボンチェフ社が管理していると英文で書かれていました。
しかもオーガニック栽培で。
朝5時半頃、ばらの谷に入りました。
花摘みの人達(ジプシー=ロマ)が小型バスで農園に集まり、ばらつみを始めました。
午前9時過ぎまでに摘み終えます。
ビニール袋が1袋で、15Kg。
ベテランは70Kg収集するそうです。
私達10人が1時間ほど手伝い、15Kgほど収集しました。
その日は夜に雨が降り、日が昇るころは晴天でしたので、ローズオイルが蒸発せずに残る一番いい条件だと聞きました。