3月24日、小雨の紀伊國坂を紀尾井ホールに向かいました。
上智大の桜のつぼみは、ほんのり赤みをおび、春の到来を思わせました。
オーケストラの指揮者は及川光悦氏で、ブルガリアの首都ソフィアにあるオーケストラの常任指揮者で、ブルガリア大使館のパーティーでお遭いする機会があり、お招きを受けた次第です。
管弦楽団の構成は31人と小ぶりでしたが、演奏は上品で迫力がありました。
モーツァルトを聴きながら、ヨーロッパの人達が自国人の編成で長唄や清元、新内を聴くことがあるのだろうかと考えました。
我々日本人は、他国文化・芸術をどんどん吸収、消化して楽しんでいます。
クラシックバレエの教室は盛況ですし、スペインのフラメンコからハワイのフラ、そしてアラブのベリーダンスまで教室があります。
オペラは勿論、アメリカ発のミュージカルは定着し、日本版ライオンキング、キャッツはロングランを続けました。
インドの古典マハーハラタやラーマーヤナも主演以外は日本人出演で観たことがあります。
アイルランドのタップダンスもアメリカのフレッドアステア、ジーン・ケリーを経てはいますが、我が国の芸能かと思うばかりです。
例えば、北野タケシ氏監督の「座頭市」では、下駄履きのタップが見れました。
日本人脳の私の頭は、モーツァルトを聴きながらますます混乱してまいりました。