10月初旬 ここちよい秋風に誘われたのか 義父、義母の柴犬 まるちゃんが家出しました。
まるちゃんを我が子のように溺愛していた義母からは 毎日 悲しみの電話が・・![]()
ご近所はもちろんのこと、町内の婦人会から農協にいたるまで 四方八方手を尽くして
まるちゃんの行方を捜していたのですが、手がかりもなく 一日 一日 と過ぎていきました。 とさ。
それからまもなく 年老いた義父が幻覚をみるようになりました。
「まるがおらんから、二階に誰か歩いとる・・・」
見るに見かねた義兄が 豆柴の子犬をつれてきました。 とさ。
名前はマルコ ( ・・チョーまぎらわしい !! )
マルコを一目見て 義母は大喜びしました。
「この子 吠えるし 番犬にはぴったりやなぁ」
(・・・たしかにまるちゃんは 人をみても吠えませんでした) ![]()
「この子 大きくならんし 散歩もしやすそうやわ」
というわけで 一件落着したかのようでしたが・・・・



