盗撮者
数年前の運動会の反省で、保護者に混じって
「盗撮者」らしき人物がいた、という報告があった。
あきらかに子どもの競技を楽しむでなく、
写真を撮ることが目的な人だったようである。
子どもの写真を盗み撮りして何が楽しいか、という考えは
昨今の変質者、不審者の数から見ても時代遅れの認識になっている。
ロリコンや盗撮の写真を楽しむ輩は、確実に存在するのである。
組み体操でのポーズ、ブルマや短パンの下半身・・・
保護者にまじっていれば、被写体には難なく近付くことができる。
無防備な学校では、ダンスの着替えを外でやってたりもする。
以前はこういった怪しい写真は、現像という「関門」があったために
それほど問題にはならなかったように思う。
今は違う。
簡単に写真が撮れて、第三者の目に触れないまま
自由に加工ができる時代なのだ。
夏、学校のプールの周りに、「囲い」が補強される。
盗撮を防ぐためだ。
子どもを護るということが、本当に難しくなっている。
運動会で一生懸命にビデオやカメラを撮っていらっしゃる親御さん、
隣の人は本当に子どもの記録として撮っているのだろうか?
ときには、レンズから目を離して、周りを見ていただきたい。
そして、記録だけでなく、実際にその目で見て、
子どもの姿をこころに残してみてはどうだろう。
そういう親が増えれば、「盗撮者」も、紛れ込むことができなくなるんじゃないかな。