昨夜の撃沈から・・・ようやっと復活
では・・・いきます。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
伏見 寺田屋
お登勢「はい。お熱いところどうぞ。ここへおいときますえ」
佐分利「もう、先生とはぐれたときはどうなったかと」
中岡「ほいたら わしは戻るとするか」
龍馬しゃもなべを指さし
龍馬「まだ 出来ちょらんぜよ」
中岡「このようなところで、でける話でもないがじゃけ」
龍馬「(小声で)ほいたら ここまで ついてこんでも・・・」
中岡「おまんらにぃ、道中 何かあってはと
思うてついてきたがじゃ! 」
中岡にッと笑って
中岡「いらん世話じゃったのう」
龍馬「食うていけば どうぜよ。
じきじき じきにできるがじゃ。ねぇや中岡」
仁「あの・・・ありがとうございました。 」
中岡「明日 またくるぜよ」
龍馬「ほうか また明日の」
中岡「おう」
中岡寺田屋を出る
それを物陰から見る恭太郎
再び寺田屋内
仁「(咲の耳元で)あとどれぐらいで明日に・・・」
佐分利「いや~甘露 甘露 東さんどうでっか?東さんも」
東「結構です。」
佐分利「甘露 甘露」
仁「龍馬さん それ食べたら 京都出ましょうね」
龍馬「ここは京のはずれ。出たも同然やき。大丈夫じゃ。
(ピストルを懐からみせ)こいつもついちょうき。
ほうじゃ先生ぇ!保険の話なんじゃが。」
通りを歩く中岡の陰で
薩摩藩士A「坂本は?」
薩摩藩士B「取り逃がしたごつわっど」
薩摩藩士A「取り逃がしたちどげんなっちょど、
何がなんでも坂本には・・・」
にらみ合う中岡と薩摩藩士
中岡「おまん」
斬られた中岡が倒れている
中岡「おまんの言うとおり食って出ればよかったぜよ。龍馬」
寺田屋
龍馬「その保険を船を持つもんらに
売ることはできん話では ないがよねや? 」
仁 「はい そうです。じゃぁ龍馬さん、そろそろ」
佐分利「あっ~野風さん、ややこ産みはったんですよ。」
龍馬「なにぃ~っ!野風が、子を??男かや女子かや。どっちや」
東 「表を見張ってきます。」
仁 「すみません。東さん」
東 「いえ 役目なので」
龍馬「野風に似ちゅうとべっぴんさんで ええけんど
ほうか 野風に似ちゅうがやろうのう」
佐分利「龍馬さんには似てまへん。」
龍馬「あたり前がじゃろ」
寺田屋のまわりを見廻る東
物陰に隠れる恭太郎
酔いつぶれている佐分利に向かって
龍馬「なんじゃぁ~もう、つぶれっちゅうがかえ。ほれ飲まんがかや。 」
咲 「(仁にむかって)もうすぐ九つかと」
仁 「0時か。早く終われ。 」
(鐘の音)
仁 「(にっこりと)咲さん これで」
咲 「はい 日が変わりました。 」
仁 「あはー。良かった。 」
龍馬「咲さん。ちっくと先生と二人にしてくれるかえ。 」
寺田屋の外
物陰にたたずむ恭太郎
東「そこで何をしておる。」
恭太郎「いや。ここの宿に親しいものが泊まっておってな。」
東「では、なぜお入りになられぬ。
もう一刻もそうしておられるようだが。」
両者、刀を抜く
東「やはり」
⑥につづく





