東京の雪の予報、大外れ | 森さやかのブログ

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私は学生の時心理学を勉強しましたが、同じ研究室の学生がこんな研究をしてました。



いつも化粧をしている人がすっぴんで現れた時と、いつもすっぴんの人が化粧をして現れた時とでは、人に与える衝撃が大きいのはどちらか目



彼女によると、より衝撃的なのは、普段すっぴんの人が、化粧をして現れた時の方なのだそうです。



そう言われてみると、彼女の言うこともまんざらではないなと思ったことがあります。



ジムのプールで会うお友達(つまりノーメイク)と、たまたま外で出会って、化粧をした顔を見たとき、ずいぶん驚いたからです。「あれ?何か違う…?」。私もそう思われているのだと思うとショックですが…。


さて、今日も東京都心で積雪の恐れと言う予報が出ていましたが、朝にミゾレは降ったものの、一日中ほぼ雨で終わりました。積雪を予想した気象キャスターが、本日肩身の狭い思いをしていることと思います。



ところで、なぜ私の友人の話を持ち出したかと言うと、雪が降ると予想されて降らないのと、雪が降らないと言われて雪が降るのとでは、どちらがいやかと言うことです。その究極の選択の中では、断然、雪と言われて降らない方がまだましなのではないでしょうか。そう思えば、少しは肩の荷が下りたでしょうか。



ただ、追い打ちをかけてなんですが、雪の予報は飲食業界、交通機関などに非常に大きな影響を及ぼしますので、そう簡単に片づけてしまうのも問題と思われます。



ウェザーマップの片山気象予報士によると、東京の積雪の予報は70%も外れているといいます。片山さんは、2013年以降、東京23区で積雪が予想された10事例からその的中率を検証しました。

http://bylines.news.yahoo.co.jp/katayamayukiko/20150213-00043008/



片山さんの検証結果のように、雪の予報が30%しか当たらないとなると、それは、じゃんけんして勝つ確率とほぼ同じと言えます。



しかし一方で、難しい積雪予報であるにも関わらず、精度の高い予報を出している気象会社があります。ウェザーニュース社です。



ウェザーニュース社には、約400万人(2013年時点)にも及ぶお天気サポーターが登録されていて、自分のいる場所の天気を知らせてくれるのです。こうした、膨大でタイムリーな情報を逐次更新し、より正確な予報を実現しているのだと言います。



気象庁では、竜巻など局地的な気象情報を登録した人々が知らせる制度を今後始める予定ですが、雪に関しても、こうした人の力が活用されるのもいいのではないかなと思います。