菅総理は、非正規雇用者(パートなど)の厚生年金への
適用条件を急いで緩和する、と社会保障改革集中検討会議で表明しました。
この問題はですね、昔から議論されているわけですが、
様々な問題を秘めています。
今まで議論されてきた理由は、
パートや派遣のみで生計を立てている人たちが
今のまま国民年金に入り続けて年金をもらえる年齢に達したとしても
毎月6万円から8万円程度で、とても生活していけない。
となると、生活保護者が増えて、財政を圧迫する、ということ。
では、厚生年金に入るとなぜたくさん年金がもらえるかというと
収入に応じて納付料があがるとともに、半分は企業が負担するからです。
半分負担というより、企業が本人と同額を納めなければならない、
ということですね。
確かに手っ取り早いですよ、年金徴収額増やすには。
適用条件をさっと変えてしまって、
何年何月から徴収、としてしまえばいいですからね。
ただですね、パートさんの多い企業や派遣会社は収益が悪化しますから
企業側の反対は相当あると思いますね。
これに対して、
消費税上げてもいいから、法人税減税をさせたい経団連が
どう反応するかが注目されます。
しかし、このタイミングでこの菅さんの発言は
金曜日の国会で醜態をさらした細川厚労相への圧力を緩和させるためだと思えてしまいます。
前原さんは、かねてからの北朝鮮とのつながりを突かれていて
公民権停止のおそれもあります。
菅さんも下手にかばうと命取りになりますから、
性格上、ノータッチでしらんふりするしかないでしょう。
だからこそ、ダブル問責を避けるために、少なくとも厚労相は守ろう、という感じでしょうか。
この改正やれば、間違いなく雇用は悪化しますから
雇用第一と言ってきたのは、うそですね、と突っ込まれると思います。
やはり不景気にしたいとしか思えないですよね。