リビアのカダフィー大佐の大勢の側近が


反体制派にまわったということで、


カダフィーは窮地に追い込まれるのではないかと報道されています。


かたや、カダフィーは、天安門事件のように、鎮圧してみせると


強硬路線を貫く模様です。


今のカダフィーの鎮圧の仕方が天安門事件と同じということは


天安門事件の鎮圧とは、軍隊による不満分子の虐殺だった、


ということをカダフィーは言っているのと同じですね。


ですから、この発言は、中国では絶対に報道されないでしょう。


しかし、マスコミ封鎖はできても、ネット封鎖には限界があります。


海外に留学してる人もいますから、100%は無理でしょう。


しかし、将来に絶望しているリビアの市民と


勝ち組になれる可能性のある中国では


同じ貧富の格差と高失業率だとはいえ、やはり前提が違う。


やはり、第二の天安門事件は、すぐには起きないと思います。


もちろん、いずれは、何かのきっかけで爆発するとも思いますが。



問題は、これからリビアがどうなるか、ですが


やはりカダフィーの失脚は逃れられないでしょう。


深刻なのは、アフリカの傭兵にたよってきた弾圧に対して


正規軍ともいうべきリビア軍自体が嫌気がさしてきていること。


そうなると、なにより独裁者は軍部が生命線ですので


長く居続けることは難しくなるでしょう。


独裁者は、なにより命を守ることには必死です。


エジプトのムバラクは、必死に秘密警察を強化し


カダフィーはあらくれのアフリカの傭兵を使ってきた。


これは、自分の身を守ることを、大切にしてきた証明です。


カダフィーは、フセインがアメリカにつかまって処刑されたのを見て


恐怖におののいてアメリカに寝返ったわけですから、


もしも、軍隊に裏切られ、アメリカも守ってくれないとすると


さっさと逃げるのではないかと思います。


しかし、政権交代しても、今よりも親米国家になるとは思えず


エジプトはじめ、中東の安定は確実に崩れますね。


政治家はいろいろ対策すると言い始めましたが、


日本は、何もできません。


過去の中東戦争のときだって、金出してるだけですからね。


哀れ、日本・・・・。