「バカ言うほうがバカ」と子どもには言ってるが
- 養老 孟司
- バカなおとなにならない脳
子どもが図書館から借りてきた本。
理論社のHPの「人間科学なんでも質問箱」に寄せられた子どもの質問への
回答をまとめたもの。
子どもを対象にしているので、脳の話もわかりやすい。
子どもたちの質問も、素朴だけど鋭いものがあり、とても興味深い。
私が一番印象に残ったのは、高校生(もう子どもじゃないね)の質問で
「解剖って残酷じゃないですか?」というもの。
解剖の必要性について淡々と答えていた養老氏が
最後に
「きびしいことをいうと」
解剖を良く知らないということを正当化するために
残酷ではないかという考えをもつ・・・と書いていたこと。
その高校生は、身内で亡くなった方を解剖する、と言われ
ショックを受けたことが、質問するキッカケだったようなのだが
物事を考えるのに
ある一面だけ、特に感情だけにとらわれて
全体像を知ろうとしないのは、危険なことではないだろうか
・・と、私は養老氏の回答を読んで、ふと思った。
疑問を抱いたり、反発を感じたら
自分の感情で物事を決めつけず、それについて広く知ることが大事、
特にこれからますます勉強していくだろう若者に
そういう姿勢がほしい。と、感じた次第。
大人が読んでも、面白いですよ^^