バレンタイン日記 2
バレンタイン当日。
クッキーを配った娘が、たくさんの包みを持ち帰ってきた。
友チョコだ!
さて、【チョコもらえない暦15年】 の息子。
「ただいま~」 と、帰ってきた。やっぱり、手ぶら。
「見て、こんなにたくさんもらってきたよ、真ん中ちゃん」
「ふぅーん」
「あんたは、やっぱりもらえなかったんでしょ?」
「いや」
「なにっ?もらえたの???」
「うん、一応ね」
「へーーーっ!」
「下駄箱に入ってた」
「下駄箱・・そりゃまたよくある手だ。で、、誰から?」
「さぁ?」
「誰からか、わからないの?」
「うん。名前とか書いてない」
「・・・・それ、大丈夫なの?」
「え・・・・」
「食べて、大丈夫なの?」
無記名で下駄箱。
なにやら怪しいぞ。
ゴソゴソと鞄から、息子がチョコを出してきた。
「名前はないけど、だいたい誰からかは、わかるよ」
「どうして?」
「委員会の後輩の女子に、下駄箱どこですか?ってきかれたもん」
「なんだ、それを早く言いなさい。」
なかなか、美味しそうです。
世の中には、優しい女の子もいるものですね。
義理チョコですよ。包みのクチは、ホチキスでとめてありました^^


