空がもやっとしたスッキリしない朝のパレルモです。

私は面白いくらいにモヤっとした気持ちで起きました。ボンジョルノ!


やっと秋らしくなってきーと思ったら、また夏のような暑さになったり・・・

なかなか秋を感じる気候ではありませんが、この気温差を繰り返し徐々に暑さも引いていくかな。もう、ところどころでクリスマスの商材が並び始めていて、一年がすぎる速さを感じます。結局年内中に別居も出来なんだろうなぁと考えます。(弁護士の話ではバカンス前に別居できるようにするよ!なんて言ってたのに・・・いろんなこと遅くてゲンナリ)気を取り直して!

 

秋の味覚といえば・・・やっとどこでも手に入るようになった

 

 

でしょうか? でも私、イタリアで栗ってそうそう買って食べた事がなかったのです。

一度、日本の手間ひま料理でもある『栗の渋皮煮』を作った事がありました。

日本では作ったこともなくて・・・気にして食べたこともなかったのです。だから正解がどんなものなのか分からずのまま、ネットであれこれ検索して作ったのでした。

 

その時は、丁寧に作る料理をしてる自分が素敵でしょーみたいな。苦笑

 

 

 

まーー本当に、手間と暇のかかること!気持ちに余裕のある時しかできなわーと思いました。

 

日本の栗と、イタリアの栗の違いってあるのでしょうか?

渋皮のうすさとか、鬼皮の剥きやすさだったり。

 

お湯に浸けてふやかしてから剥いていきます。

この時渋皮に傷をつけないように注意が必要です。

 

渋皮煮にできない脱落栗

 

何個もカリッと欠けてしまう・・・この渋皮と実の隙間も気になる。栗の良し悪しの見分けって買う時わかりにくいし、市場で買うと八百屋の人が入れる為、当たりハズレがある。1キロ買っても丸々1キロ分が完成品にならないし。

 

 

皮を剥いて・・・

 

 

重曹入れてまずアク抜き

鍋のお湯が少し透き通ってきたら火を止め少し冷ましてから、また手間作業。

 

 

渋皮のスジなどの表面の掃除。

これも、根気のいる仕事!ぐっと集中しないっと渋皮を傷つけて穴を開けてしまうから・・・

 

 

さらに、ここで脱落の栗(黒皿)

白いお皿の栗も最後まで綺麗に煮上がるかも分からないから、この渋皮煮って・・・汗

 

 

砂糖とバニラビーンズを加えて、コトコトと優しく煮上げていきました。

 

 

トロリと少し煮詰まったところで火を止めます。

艶やかで綺麗にブラウン!

 

手間ひまかけてできあったものが、キラキラしてて気分が上がります。

 

なんとなく渋皮が厚いような・・・こんなもんなんでしょうか?

食べた時、気にはなりませんでした。

 

しかし、栗の硬さの調節もまだ必要だなーと3回作っても思いました。

ちょっと硬めな出来だったし、砂糖を入れてからでは小豆も同じく柔らかくならないとどこかで読んだ事があって。砂糖を入れるタイムングを少し変えてみよう・・・って、次回いつ作るかな?

 

 

 

で、この渋皮煮を使って大福餅に変身しました。

 

 

ここ最近、バック製作との兼ね合いでお菓子作りに力が入らない。

 

Mochi(大福餅)作るのも、餡子も餅も手間と暇がかかけるから自分のパワーもいる。気が良くないと美味しいものに仕上がってくれないのよ。バッグも然り・・・そろそろ、私も息抜きが必要やわ。

 

秋の味覚の栗、もう少し堪能してみようかな・・・まずは、良い栗を買わなくてはですね。

 

 

 

 

秋の味覚といえば