心配だったゴールデンウィーク中の渋滞は特になく、
車で約７時間、
岩手県大船渡市の市民文化会館リアスホールに到着。
リアスホールはとても広く綺麗なホールでした。
到着すると炊き出しが行われておりました。
この方達もボランティアとして他の県から来ているようです。
ワンラブ大船渡～春のファッションを楽しもう～というイベントで
会場はすでににぎわっておりました。
以前スタイリストとしてSOFFetのツアーも一緒に周りました、発起人の村上由美ちゃん。
大船渡が彼女の故郷でして、故郷の復興の為に何かをしたい、という事で実現した今回のイベントです。
そしてSOFFetのスタイリングを今もお世話になっている方達により
無料で洋服の直しをしたり、洋服交換会などが行われておりました。
由美ちゃんのお兄さんが避難所、現場の役員をされており、お会いして改めて今の状況のお話を聞く事ができました。
震災が起こってから２ヶ月経とうとしていますが、その経過の中にも、被災した方達の心情にも変化があり
今の避難所生活、これまでの「日常」とは異なっている中で
復興への一歩として「日常」を取り戻す段階に来ている、という事でして、
そんな中での「ファッション、音楽！」という事ですね。
今はコンサートホール自体は使えない状況でして、たまに演奏会なども開かれているというエントランス辺りがライブ会場となり、ライブを行いました。
沢山の人が集まってくれました、暖かい拍手を頂きました。
SOFFetとして岩手に来るのは今回が３回目ですが、隣町から他の県からも久しぶりに会いに来てくれたファミリーのみんなもいました、ありがとう～！！！
ライブが終わってからはみんなと触れ合う時間も少しあり、その後は移動して
大船渡さいがいFMへ出演
イベント終了後、寄せ書きを持って撮影、
寄せ書きに寄せられたみんなの思い
ライブ後に雑誌の記者の方に話しかけられ、少しインタビューを受けました。
ライブをして良かったなぁと思えました。
その後に個人的にその方とゆっくりお話することもでき、
目の前で涙を浮かべながらお話をしてくれた様子が今も浮かんできます。
沢山の語り切れないショックや悲しみがある中で、その一人の話を直接聞く事で
今までで一番、被災した方の気持ちに近づいて考える事ができました。
僕ら一人一人の役目を、できる事を、続けて行く事がとても重要だと、思いました。
共に、戦って行きましょう！進んで行きましょう！
初日の夜は、お家に招待して頂き、泊めていただきました、本当にありがとうございました。
気持ちを込めてSOFFetから一筆、お兄様に書かせて頂きました。
次の日は大船渡中学校です。
つづく・・・