大切ですね

日曜に講演会に行ってきました



「発達障害児・者への性支援」

今の職種とは少し違うんだけど、以前からとりあげられる問題

そこで聞いた事例です。

社会に出た(恐らく特別支援学校を出たと思われる)女の子が、心ない人に妊娠させられてしまった。その娘は、「性交すると妊娠すると知らなかった妊娠すると赤ちゃんができると知らなかった避妊をすれば妊娠しないと知らなかった避妊の仕方を知らなかった学校では教えてくれなかった」と。

誰がどのタイミングで教えるべき問題かは難しいが、学校で担う責任もあるはずである。

こういった悲しい出来事を繰り返さないためにも、正しい知識をしっかりと伝えていかなければならないはずである。

でもＮ養護学校の性教育問題以降、学校現場では性の指導にとてもナーバスになっているのも事実。

性教育をしようものならすぐに服務事故として処分の対象にされかねない。

確かに、Ｎ養護学校が行っていたような性器の名前を歌詞に入れた歌を歌うなど、一般的には受け入れられないことやモラルの欠如、非常識と思われることもあるかも知れない。

でも、歌にしたほうが彼等彼女等は覚えやすいし、その言葉を口にするのが不謹慎なら、彼等彼女等はいつどこでどうやって覚えればいいのだろう

家庭で

では施設の子は

自然に身に付くべきことや、いわゆる暗黙の了解を理解できない彼等彼女等にとって、しっかりと正しい知識を伝えるためには照れや奥歯に物が挟まったような伝え方では伝わらないのです。

それで伝わる人もいるでしょうが、その人にはその伝え方で充分だと思います。

でも、そうじゃない人もいるんです。

先の例のような悲劇を繰り返さないためにも、特殊教育機関では性的指導や支援にしっかり取り組んで欲しいと思います。

モラルの問題や常識論ではなく、先ずは彼等彼女等が性的な問題行動や性被害者にならないためにも