舞妓Haaaan!!! | 津軽徒然

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津軽地方の在住のご都合主義者の徒然なる日々。

先週水曜日夜から延々と調子悪く、ようやく本調子になったのはつい2、3日前。

ということで、自らの快気祝いに映画。


舞子Haaaan!!!

クドカンワールド炸裂で、俳優陣も豪華!

しっかり笑わせてくれます。

深く考えずに、気軽に楽しめる娯楽作品。

阿部サダヲのキャラはいいしうまいです。

そこに負けていないのが堤真一。

どちらかというと、外さない俳優というイメージがあったんですが、「そこまでやるか!」っていう感じ(ま、「ALWAYS」のときにその片鱗は見え隠れしてはいましたけど)。その弾けかたが面白かった。

生瀬勝久が、脇なのに結構インパクトありましたね。

途中のミュージカル調なところは、別にいらなかったんじゃない?って感じもなきにしもあらずだけど、ま、それがこの映画のオモシロイところといわれれば、それはそれでOK。

だんだん、舞妓はどうでもよくなっていくし、結局は、だからなんだったのよぉ~と言いたくなる方もいると思うけど、それはそれで娯楽映画なので許されちゃいな!って感じになります。

公ちゃん(阿部サダヲ)をとおして、御茶屋のしきたりをほんの少し垣間見ることができるし、富士子(柴崎コウ)をとおして、舞妓になるためのしきたりをほんの少し垣間見ることができます。


チョイ役俳優も結構、豪華なので、その役者がでてくる辺りもチェックすると楽しいですね。


途中、今年逝去された、植木等さんの出演シーンがあります。

現作品が最後の作品です。

確か、撮影時の体調は酸素ボンベをつねに使用していた筈ですが、そんな体調を感じさせない演技は、一瞬の出番であってもすばらしいものだと思います。

エンドロールにも植木等さんへの追悼のコメントが表示されます。


私個人は、おもしろかったですが、好みがわかれるハイテンションムービーだと思います。