
SSA主宰のarimotoです。 皆さん、お元気ですか?

先日、東京SSAベーシックコースがFINALを迎え、
心なしか寂しささえも感じてます。
この半年間で、勉強した内容もページ数にすればザッと400ページをゆうに超える
濃い内容を共に学習したことになります。
東京SSAベーシックコースを受講された美容師さんの質問内容も
5回コース終了時には、格段にレベルアップした内容だったので
少しはお役に立てたかな~って、一安心しました。

最近、日本全国の美容に携わる方々とお話しして思う事が一つ。。。。。
ヘアカラーのサロン教育が、以前よりもおろそかになっているのかな???
って思います。
カラー剤(ホーユーさん、写真お借りしました。。。)
時々、アカデミーやセミナーのモデルに
一般の方以外に、美容師さんにモデルをお願いするケースがあり
そのときのヘアカラーがされた状況を見て愕然とします。

それは、、、、幾層ものムラ・ムラ・ムラ な状態
セルフカラーなら仕方がないが、、、プロの美容師さんが施術したと聞いたとたんに
カラーの教育がおろそかになって、お客様にもこういった状況を作っているんだな~
って、悲しくなってしまいます。
その原因として考えられるのが
① 塗布スピード・・・・リタッチ作業で一番おこるリフトムラに繋がる
② カラー剤の持っているトーンダウン率・・・・カラー剤の番号違いでのダウン率を抑えておく事で
暗くなりすぎる事が防げる
③ カラー剤の種類と効果・・・・製品特徴をしっかりと覚え、その製品の対象毛を把握する
④ ウェット塗布とドライ塗布・・・・薬剤の浸透性を考慮し、塗布の仕方を変える
⑤ 毛髪診断力・・・・リフトし易い髪とし難い髪、赤味が出やすい髪とそうでない髪を見分ける
基本的な事をしっかりと抑えれば、ムラは起こりにくくなるはずです。

HC染料 パウダーカラー
ここ数年の美容業界は、パーマの勉強に必死になった事は良い事だけど
カラーの基本的な事がおろそかにされ、毛先が黒ずんだカラーヘアが街を闊歩しています。
サロンから、街に出て行くお客様は美しくなければならない。僕はそう思います。
もう一度、
素材美・色彩美・造形美を見直す時期に来ていると感じてます。
みなさんは、どう感じてます???

2014年度9拠点開催のSSAベーシックコースの申込方法はSSAブログをご覧下さーい
http://ameblo.jp/soenscienceacademy/entry-11604202066.html