君がいなくなって | そえんじ
帰宅すると決まってまず 玄関にきてくれたのは君だった。 

おかえりなさい。 
と言って少ししたら家のどこかにいってしまう。

あの夏は暑かった。
ちょうど今の時期 暑さにまいってお腹の動きが深くなっていたっけ。

そしてとうとう 息が大分 荒くなっていった。
病院に行く2日前。

いつも寝室には入れないようにふすまをしめていました。

少し暑いときは風が通るように少しだけ開けていましたが入ってくることはありませんでした。

その日の君は少しすきまがあっても入ってこれる元気もなさそうでした。

朝、起きて 何時だろうかな?
と目覚まし時計を見るとその横に君がいた。

目があった瞬間。
声を出した。

あれはきっとこの人に家族を任していいか 一晩中 見に来てたんだと思う。

目があった瞬間の声は 
あとは、まかしたよって言われた気がした。

2日後に病院に行き 二週間後くらいに空に旅立った。

一緒に暮らしたのは4ヶ月くらいだったけどあんなに悲しい気持ちになるんならもう二度と・・・

あれから1人家族が増えました。一度くらい会ってほしかったなあ。