こんにちは。

副島デンタルクリニックの院長、副島健太郎です。


今日は、抜歯のあとに行うととても大切な処置である

骨造成「ソケットプリザベーション」についてお話しします。


◆ 抜歯すると、骨が痩せてしまう?

歯を抜いたあとは、歯を支えていた骨(歯槽骨)が自然に吸収されてしまうことをご存知でしょうか?何もしないと、数ヶ月〜1年以内に大きく骨が痩せてしまうのです。

この骨の吸収は見た目や噛み合わせに影響するだけでなく、将来「インプラント」や「入れ歯」を考えるときにも大きなハードルになります。

◆ 骨造成、ソケットプリザベーションってなに?

骨造成、ソケットプリザベーションとは、抜歯後すぐに、人工の骨やコラーゲンなどを使って骨の吸収を防ぐ処置のことです。簡単に言うと、骨が減らないように“土台を守る”工事です。この処置をすることで、将来的にインプラントを入れやすくなり、見た目や噛む力もより自然に近づけることができます。

◆ こんな方におすすめです


  • 将来、インプラントを検討している方
  • 歯を抜く予定があるが、できるだけ骨を守りたい方
  • 見た目や機能を長くキープしたい方

◆ 最後に

「抜歯して終わり」ではなく、そのあとのことも考えることがとても大切です。

ソケットプリザベーションは、将来の治療の選択肢を広げ、より快適な口腔環境を保つための大切なステップです。

気になることがありましたら、ぜひお気軽にご相談ください。


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