久しぶりの投稿となります。
今日はインプラントと義歯について書こうと思います。
歯を失った際に必要となる歯科治療が、入れ歯やインプラント治療です。しかし、治療名を聞いたことがあっても、具体的にどのような点が異なるのかをご存知でしょうか?
今回は、入れ歯とインプラント治療の違い、についてお話ししようと思います。
入れ歯とインプラントの違い
まず最初に、入れ歯とインプラントの違いについてみていきましょう。当然ですが、入れ歯治療・インプラント治療ともにそれぞれにメリット・デメリットがあります。大きな違いとして、以下のことが挙げられます。
①手術が必要かどうか
②保険適用の有無
③処置にかかる期間
④処置後のお手入れ方法
インプラントは手術が必要
まず大きな違いとして、手術が必要かどうかが挙げられます。インプラント治療の場合、インプラントを顎骨に埋め込むための手術が必要となります。一方、入れ歯治療の場合、特に手術は必要ありません。
また、インプラント治療の場合、インプラントを顎骨にしっかり固定しなければなりません。歯周病や骨粗しょう症によって顎骨の面積が不十分だと、インプラント治療を進めることができないケースもあります。
インプラントは自費治療、入れ歯は保険適用可能
費用面でも入れ歯治療とインプラント治療には違いがあります。インプラント治療の場合、自費診療なので全額患者さんの負担となります。一歯あたり約40〜60万円ほどが相場です。値段に関してはクリニックによって違います。
一方、入れ歯治療の場合は、保険適用による入れ歯と自費による入れ歯の両方が存在します。保険の入れ歯の場合、約5,000円から入れ歯を作ることが可能なので、予算と希望に合わせて入れ歯を選ぶことができます。
入れ歯とインプラントの期間やお手入れ
入れ歯治療とインプラント治療では、処置にかかる期間にも違いがあります。入れ歯治療の場合、約1か月~2か月で入れ歯が完成します。一方、インプラント治療の場合、処置を行う場所や顎骨の状態によっても異なりますが、治療完了までに約3か月~1年ほどの期間が必要になります。
処置後のお手入れ方法も異なります。入れ歯治療の場合は、口腔内から入れ歯を取り出し、入れ歯専用のブラシと洗浄剤でのお手入れをする必要があります。インプラント治療では、普通の歯と同じように歯磨きや歯間ブラシでのブラッシングによるお手入れになります。
まとめ
入れ歯治療とインプラント治療の違いを簡単にご紹介しました。
どちらの治療も費用や手術の有無といった点において違いがあります。特に自費治療の場合、どちらの治療においても選択肢が非常に多いので慎重に選ぶことが重要です。
それぞれの治療法のメリット・デメリットをしっかりと理解したうえで、あなたに合った治療を選択するようにしましょう。と理解したうえで、あなたに合った治療を選択するようにしましょう。