当たり前の事ですが、皆さん歯磨きされてますか?
今日しましたか?
皆さん、ご一緒に!当たり前です!
中にはしてない!って方もいらっしゃるかもしれません。
ココで、問題です。
歯ブラシのルーツは?いつ頃から歯磨きが、習慣化されましたか?
ご存知の方いらっしゃいますか?
ご存知無いかと思います。
それでは、その辺のお話をしようと、思います。
まず、歯ブラシのルーツは、歯木(しぼく)と、言われる歯を清掃する小さな木片です。左右交互に木片を噛んで使用します。かの歯木は、歯ブラシ、楊枝、の原型と言われてます。
その歴史は釈尊(お釈迦様)が、仏教の法典を制定した時代にさかのぼります。その由来は、大多数の若い僧侶達は歯木使用しなかったため、口臭のひどい者が多かったようです。そこで釈尊は歯木を用いないと五つの不利益かあると、説きました。それは、
①視力が落ちる
②口臭がする
③食堂が不浄となる
④痰が食事を悪くする
⑤食べ物の味も悪くする
そこで、釈尊自身が歯磨きの手本を示したそうです。
その為、釈尊は死に際し全身尽く粉末になりましたが、歯だけは全く原型のまま残り「仏牙舎利」となり、大切にされた。と、言われてます。
このことから仏教は歯を大切にすると同様に口を重視して歯木の使用を制度化したそうです。この様にして、仏教と一緒に歯磨きの習慣が広まったと、言われてます。
ところで、皆さん歯ブラシを使用されてますが、今一番高価な歯ブラシって、どんなものかご存知ですか?それはナポレオンの遺品の歯ブラシだそうです。なんと、時価274万円と言う値段が付いたそうです。彼が戦場で使用していた歯ブラシだそうです。彼に従った兵士達も歯ブラシ持参して戦場で戦っていたそうです。アメリカでは、軍人はもちろん、流民の多民族(ヒッピー)も歯ブラシだけは持ち歩き、決して手放さないと、言われてます。これらは幼児期の時からの生活習慣のなせる技で、歯磨きが生活の中に溶け込んでいる証だと、思います。
プラークコントロールという言葉があります。プラークというのは虫歯や歯周病の原因となる歯垢の事です。したがって、プラ歯垢をコントロールするという事です。
具体的には歯についた歯垢を取り除く物理的方法と、歯垢が虫歯や歯周病を起こす力を弱める化学的方法に大別できます。
当院では一人一人に適したプラークコントロールを行うと共に、1日3回以上、各個人にあった歯磨き法を指導させて、頂いております。