(プロローグ)
神は地上に、喜びと光に満ちあふれる天国を創造しようと考え付いた。そのために、自分と同等に創造者として全ての能力を備え、自分の写しでもある人間を創造した。
神に使命を託された人類は、地上天国創造に向けて、計画通り順調に日々を過ごしていた。 しかし、ある日計画を進めている人間たちの前に邪神が現れた。
邪神は、人々の自尊心を利用して、我良ければ良しとする欲望の種を人々の意識に植え付けた。そして、人類は対立しあうようになり、いつの間にか欲望と憎しみが渦巻く、邪神が支配する闇の創造計画へ囚われていった。
人類は分断された、邪神は神に成りすまして狡猾に人々の正義感をあおり、憎しみを人々に植え込んだ。そして人類は邪神の計画通りに殺戮を繰り返し、地上からは喜びと光が消えていった。
時は流れた、、、。 神にとっては天国創造に伴う邪神の暗躍は想定内の出来事であり、邪神成敗のために特別な能力が人類に発動する時節を計画の一部として準備をしていた。
その計画は、大和という国(今の日本)の民に、行事と口伝(おとぎ話)により昔から受け継がれていた。 桃で開いていよいよ出陣 → 3月3日(桃の節句)、5月5日(端午の節句)と桃太郎物語である。
時が満ちて、いよいよ、その特別な能力の発動の時節をむかえた。
皇紀2681年5月5日17時、ある男の頭の中から突然声が聞こえはじめた、、、。
(声)わしが創造したおまえたち人間の特別な使命は一つしか無いけどわかっとるな。
(男)(驚いたが不思議と違和感がなかったのでそのまま話し始めた)
一つしか無いんですか?今の時代は昔と違ってやることがたくさんあるのでわかりませんけど。
(声)忘れとるのなら教えよう、おまえが担うべき、使命はただ一つ、今、この地上を支配して闇の世としておる邪神を成敗する事じゃ。
(男)そもそも、人類は十人十色で色んな人生が人の数だけあるんですから、いろいろな使命があるのではないですか?
(声)は~情けないの~、邪神の魂胆に乗せられてマヌケな屁理屈に囚われとるの~、このままじゃったら人間の偉大な使命も果たさずに、おまえはマヌケな人生でおわるの~。
(男)イラつきますね~、どうせ私は下級庶民で低学歴のボケ男で低能力ですけど、あなたがたとえ神であったとしても、人を間抜け呼ばわりして一方的に使命を押し付けるのは、今の時代モラハラで通用しないと思いますけど。
(声)じゃから~、マヌケな屁理屈はいいから、ず~と昔からわしが言い続けて伝えられとる方法で、行動をそろそろ起こさんと、邪神成敗の使命の為におまえがもっとる、唯一の能力が持ち腐れになってしまうのじゃ。
(男)ズバリ、あなたは私の支配をもくろむ邪神であると断言できます。 なぜなら、あなたも本心はイラついてるから私をバカにして考えを強要しているのです。あなたのような邪神を祈ろうとは思いません。
(声)そうか、わしが邪神と写るか(笑)、今、おまえが見て感じている現実は、そのままおまえの心の写しであり創造物じゃから、おまえは自分の内にある邪心をわしに写し見ておるのじゃよ。
(男)???意味不明です。 結局、あなたは私に何が言いたくて、何を求めているのですか?目的は何ですか?
(声)おまえがわしを呼んで問うから答えているだけじゃ、わしは何も求めんし目的もない、なぜなら、この完璧な無限宇宙と共に、わしの写しとしでわし以上とも言えるおまえたち人間を創造した時点で、わしの目的は既に何一つ不足なく、完璧に達成しておるのじゃ。
(男)なるほど、そうだと仮定して、結局あなたが私にあたえたところの、私の唯一の能力とは何なのか、結論を教えてください。
(声)じゃから~、先ほど言った通り、わしが創造した完璧な無限宇宙そのものでもあるおまえたち人間は、創造者であるわしと全く同じく、完璧で何一つ不足の無い存在じゃと答えておる、もうこれ以上の答えは無いのじゃ。 言い換えれば、わしに使命を聞くおまえの行為は、何不足なく完璧である自分を、不足を持った不完全な自分へと貶める行為なのじゃ。
(男)自分を貶めず、自分で決めることが使命をはたす条件である事は解りました、しかし、依然その使命が特別で一つでという意味と、私の特別な能力が何かが解りません。
(声)おまえが考えるマヌケな屁理屈には使命は存在出来んし、おまえが持っとる特別な能力も発動せん。おまえの使命とは、今、ここで、おまえが心の内に感じておるイノリだけに集中するとき、はじめておまえだけの特別な使命が創造されてこの世に顕現するのじゃ。 そして、おまえの特別な能力とは、わしがあたえた勇気と言いう名のきびだんごじゃわい。
(男)なるほど、イノリとは勇気という名のきびだんごなのですね。しかし、使命といっても損失や苦痛や困難などの問題が予測され、集中できずに迷う時はどうすればよいのですか?
(声)じゃから~。おまえがマヌケで邪神の魂胆に騙されて屁理屈に囚われとるから、邪神の魂胆がそのまま現実に顕現するのじゃ。 屁理屈で迷うならコインの裏表か箸を倒してでも決めればよい。
(男)、、(やはりこいつは邪神か?)、私の気持ちで決断しなくてもよいのですか?、コインや箸に賭けるような低俗な行為で自分の大切な使命を決めてしまう行為は、それこそ世間の皆からマヌケと笑われます。
(声)じゃから~、コインを使おうが箸を使おうが、猫の手を借りようがワラにすがろうが、犬でも猿でもキジでも何をしようが頼もうが、おまえが誠のイノリと共に行動しさえすりゃあ、どんな困難であろうと喜び勇んで乗り越えて行けるのじゃ。 問題は、今、おまえが屁理屈に捕らわれて、おまえの偉大な能力でもあるイノリを自ら封印しとる事じゃ。
(男)封印とは?、あなたを正しい神と信じていないから私の祈りがあなたに通じず、あなたの偉大な力が発揮されないという意味ですか?
(声)じゃから~、その屁理屈が邪神の魂胆に騙されとるとさきほどから何度も言っておる。 邪神の魂胆は、神に願え祈れとおまえの自尊心につけこみ、マヌケな空文句の祈りをお前に信じ込ませて、誠のイノリを封印しとるのじゃ。 せっかく持っとるきびだんごを、邪神の作ったしびれ饅頭と取り換えるとは、マヌケにもほどがあるわい。
(男)、、、。 しかし、現在コロナ失業や非正規労働者の増加等による生活苦で、日本は現在世界一の自殺大国となっており、人生の使命を考えたり、神に祈るどころでは無い環境の人たちが増加していますがどう思いますか?。
(声)先ほどから言うとるおまえのしびれ饅頭と同じじゃ、病死や事故死、自殺、その他あらゆる人類の問題も含めて、全て邪神の魂胆がこの世に顕現しとるのじゃ。 じゃが、この全宇宙の全ての現実は、わしが既に創造し終えておる、完全無欠の宇宙創造のシナリオの顕現なのじゃ。 そして、全ての現実は、わしの創造したシナリオ通りに進み、お前たち人間は必ず邪神を成敗して地上に天国を創造する宿命にあるのじゃ。そして、その宿命を果たした時、わしも含む全宇宙、全生命のイノリであり、本質でもある歓喜へと一つになるのじゃ。
(男)、、。悔い改めます、ご教授いただき有難うございました。神であるあなたに感謝します。
(声)じゃから~、おまえは完璧で完全な存在であり創造者なのじゃから、神でもあり、感謝そのものでものでもあるのじゃ、いまさら不足や不完全な自分を創造する言葉は不要じゃ。
さて、最後にわしがおまえに問おう、使命とははなんじゃ?
(男)はい、イノリと共にある事です。
(声)あっぱれ、あっぱれ~、うれしや、うれしや~、たのしや、たのしや~。
おわり。
山陰の霊峰大山の夏山登山道前より、左は弓ヶ浜、正面が島根半島
