田植え前の大仕事!!塩選水を使ったもみ種選別作業ってこんな感じです♪
こんばんは。nobuです今日は、塩選水を使ったもみ種の選別作業について書いてみますまずは、「塩選水」。もちろんあなたは知っていますよねみんな周知ですよね(笑)そんなはずないですねお米作ってない方には聞きなれないものです。「塩選水」とは”えんせんすい”と読みます。横井時敬さんが創案した、イネやオオムギの良好な育成を望める種子を効率よく選別する選種法のひとつです。一定の比重(濃度)の食塩水に入れて、浮かんできたものを取り除くというもの。効率よく選別できるといっても、この「塩選水」を作るのにも濃度を正確に調整しないといけないため、簡単な作業ではないです。量がありますしねと、説明したところで実際の現場の写真をお見せしましょうこちらが、食塩水を作っている様子。塩水選種計って、ありますね。これも専用の計測器となります。タネの種類に合った比重が一目で分かるよう、色分けしてあります。簡単に2枚の写真で終わらせましたが、写真はいっぱい撮ってるけど、逆に載せすぎると分かりにくいかと思って、選抜した2枚になります(笑)このあと、種の選別に入ります。作った塩選水に網かごをセットして、もみ種を入れます。このとき浮いてきたもみ種は、別の桶に移します。これは、使えないもみ種です。見込みがないものです。沈んでいるもみ種が有能な子たちですこれが有能な子。10kgずつくらいにネットに入れます。そして、仕上げにこれ。これは、真水につけて塩分を抜いているところです。ここ大事!!試験に出ますようちは、真水につけていますが、地域によっては60℃くらいのお湯につけて、塩を抜きそのあと冷たい水に漬けなおすところもありますね。冷たい水に漬けなおすのは、温めたもみ種が起きないようにするためです。活躍するのは種を植えてからですからね今回は、これを50kgほど作りました。このもみ種は苗床となって、たんぼに移されます。苗床は何度も書くように2,000箱です