長い愚痴です。苦手な方はスルーしてください。

 

 

私の両親はすでに他界しています。

なので「親」と言えるのは義父母だけ。

ここから義実家までは車だと20分くらいです。

半端に近いので私たち夫婦は月に3~4回顔を出し、買い物の手伝いなどしています。

 

義父は今月94歳になりました。

義母は今年で88歳かな?(ちょっとわからない)

後期高齢者で病気を抱えてますが杖を使わずに歩き、買い物も家事も全部自分たちでやってます。

多分一般的なこの年齢の方たちに比べるとはるかに若いです。

 

いい人達です。

が、義父母に対する愚痴はずっとあります。

いろんなことがストレス源です。

まず、昔から人の話を聞きません。

ずーーーーーーーーーーーーーーーーーーっと自分の話ばかり。

私がしゃべっていても、平気で割り込んできて自分の話にする。

最初はうんうん聞いていましたが、近所の知らない人の話や、近所に住む親せきのどうでもいい愚痴など全部聞いていたらこちらがおかしくなりそうなのでいつの頃からか適当に聞くようになりました。

私も自分の話はしなくなりました。

 

今回の私の病気のことは内緒でした。

「癌かもしれない、癌だった、手術決まった」この3回のポイントで話そうかとも思いましたが、夫が断固反対しました。

 

話たくなかった理由は、心配かけるというのもあるけど(心配するかは不明)騒いで欲しくなかったから。

義母は「どこどこの○○さんが病気でああだったこうだった」という聞きたくない話をよくするのです。

だから私の話を聞くなりすぐそうなるだろうなと。

それに、子宮体癌を患ったとはいえ、初期だから手術して元気になる気満々の私のやる気を削がれそうだったから。

かといって、軽くあしらわれるのも傷つく。

悪気はなくてもデリカシーのないことを言ったりもします。

「○○へ旅行行ってくるね」と報告したら「そんなとこ行ってもつまらないよ」って義母に言われたり、私の父が余命わずかという話をしたときも、義父に「早死にする家系なの?」と言われて、私は怒って無言で義実家を飛び出して、夫が車で追いかけてきた、ということもありました。

もうこんな話は山ほどあります。

 

何週間か前、義実家へ行ったときは義父から最近物忘れが激しいという話を延々聞かされました。

今までなんでもやってきた人(今でもミシンかけたりエクセル表計算します)だから出来ないことが増えてショックなのはわかります。

でも94歳なんです。

病院でその話をしても医師に年齢だからしょうがないと言われることがまた気に入らない様子。

でも94歳なんです。

えんえん聞かされてもどうしようもありません。

私たちに一言でも「調子どう?変わりない?」って聞いてくれたらまだ話せる余地はあるけど。

もう義父母も自分のことだけでいっぱいいっぱいなんです。

今の私も。

 

5月12日(日)に義実家へ行ったとき、義母からものすごい嫌味を言われました。

ゴールデンウィーク最終日が義父の誕生日だった。

あんたたちが来ると思ってたのに来なかった。

来たら(使ってない2階の)ベッドを隣の部屋に移すのを手伝ってほしかったのに来なかったからお父さんが一人で分解して移動して組み立てた。

その結果、肩を痛くした。

あんたたちは自分の誕生日にそれぞれお祝いもらったくせにお父さんにはボールペンの1本も買ってこない。

などなどなどなど。

 

連休前に「物置を片付けたいから1日付き合ってほしい」と言われたので連休初日に付き合いました。

「行く前には連絡入れます」って言ってるし、実際そうしています。

ベッド動かすなら連絡入れて欲しかった。

昔はプレゼント贈っていたけど、義父母から

「今後は物を増やしたくないから誕生日も父の日も母の日も、もうなにもいらないよ」

と言われていたので何年も贈ってない。

と言い返したかったけどぐっと我慢。

もうストレスマックスでした。

 

そこで、夫とこそこそ相談した結果、病気のことを話しました。

入院手術の頃に「来ると思っていたのに来なかった」って言われても嫌なので。

義父は昼寝していたのでまだ良かった。2人揃っていたら大変です。

 

「実は子宮に癌が見つかって今度手術するの」

「ええっ!嫌だー!」

 

この反応ですか。

義母は乳がんに罹患し片胸を切除しその後10年間に渡る検査を無事にパスして卒業した人なのです。

なのにこの反応ですか。

 

「嫌とか言わないでよ。一番嫌なのは私なんだから」

とちょっとムッとして言い返しました。

「今のところ初期の初期だから。とにかく騒がないで」

「はいはい」

そして、始まりましたよ。どこどこの誰々さんの話。

大腸がんって言ってた気がするけど、今知らない人の違う病気の話する!?

「よその人のことはいいから」

と言ってもおしゃべりは止まらず。

「いいから、いいから」

と何度も遮ってようやく止まりました。

そんなにしゃべってもこっちは全然聞いてないから!

「話さないつもりだったけど」

「とにかくなんでも話してよ」

「最近、物忘れの話とか一方的にされて話す雰囲気でもなかったし」

「ああ、お父さんねぇ」

昼寝している義父の方を指さして「困った人ね」みたいな表情をする義母。

「今のところ初期だけど、実際は手術後に病理検査してみないとわからないから」

「そりゃそうだ」

 

そりゃそうだ?

なんだそれ?

 

義母の「なんでも話して」は家族だから知りたいというより、

ただ話のネタや情報として知りたいとしか思えません。

「〇〇さんが亡くなったことを教えてくれなくて恥かいた」「本家で工事するのに何も聞いてない」とか。

 

「初期だから腹腔鏡でやるみたい」

「ああ、腹腔鏡ならね」

 

「大したことないね」って言いたいみたいだったけど。

あなた、子宮体癌腹腔鏡手術の経験者ですか?

 

「とにかく麻酔から覚める時が苦しいよ~もう苦しくてしょうがないよ」

今度は脅しですか。

義母は乳がんの他にも大病を繰り返していて手術回数もかなりあります。

そのたびに麻酔から覚めるときが苦しくて嫌だと言っていました。

でも、先輩方のブログを読むとそういう記述は見かけないのです。

「そんな話は聞かないけど。もしかしたら病院によって違うのかもね」

これもあっさり流しました。

 

その後、違う話をするもことあるごとに病気の話に戻されます。

「パジャマはレンタルがいいよ」

「そのつもり。それより本当は個室が良かったけど大部屋になちゃった。希望も聞かれなかったし」

「個室なんてもったいない!大部屋で十分!」

 

もう嫌です。

入院するのは私なんですよ。

夫に言われるのならまだしも関係ない人に言われたくない。

「ほら。入院も手術も初めてだからさ」

と夫の助け舟。

 

「だって大部屋で変な人と一緒だったら嫌じゃん」

「変な人なんて普通に生活していてもいるでしょ」

普通に生活しているときに変な人に遭遇するのと、入院中に変な人に遭遇するのは一緒ですか?

 

結婚するとき義母は「私はなにがあってもそどみらさんの味方だからね」って言ってくれたけど、何か言うといちいち否定されます。

子供の頃に読んだ漫画で、看護師さんは患者さんの訴えを否定するときでも必ず一度同調してから説明するっていうシーンがあって、母にそれを話したらものすごく感心していた記憶があります。

同調するってとっても大切なことなんです。


入院直前の日曜日に義実家へ行く予定でしたが、後日義母から連絡が来て

「町内会の予定が入ったから来なくていい」って。

もしかしたら気を使ってのことかもしれません。

話したことで当分の間は義実家へ行かなくても堂々とできるようになりました。

 

個室なんてもったいないって言われたのが悔しくて、帰り際に言いましたよ。

「保険に入っていて本当に良かった!」

「あら、保険入ってたの?」

「うん、医療保険もがん保険も女性疾病保険もね!」

 

だから個室に入りたかったのよ。

治療のための保険じゃない。

どうた!参ったか!くらいの気持ちでした。

 

帰り際に義母が一言。

「まぁ、とにかく頑張って」

すでにいっぱい頑張ってますけどー!!

 

退院報告くらいはするけど、病気のことはもう話しません。

事務的緊急連絡先に義実家を書いてしまったことを話すのもやめました。

ナースステーションから緊急連絡がくるかも!と勘違いしてリスにできないとか騒ぎそうなので。