検査するまで何日もかかり、結果を聞くまで何日もかかるのが辛いですね。

趣味つながりの友達にチラッとこのことを話したら、

「○○市(彼女と私の居住地)って本当に遅いよね」と。

やっぱりそうなんだ。人口が多いからなのかな。

その分大きな病院も多いけど、その分患者さんも多いしな。

日にちばかり経っているけど、私の進捗状況ってどうなんだろう?

この間に病気が進行しないのだろうか?ということばかり考えていました。

 

                                  

 

2024年4月19日(金)

 

2回目の外来診察でした。

名前を呼ばれて診察室へ入ると、前回とは違う女性医師が。

H医師です。マスク越しでも若くてきれいな人とわかります。

 

MRI検査の画像を見ながら説明してくれました。

「ここに小さく光っているのが癌細胞です」

ああ、やっぱり癌かぁ。覚悟していたけどやっぱりそうかぁ。

「血液検査の結果、腫瘍マーカーがわずかに高いのでそのことも考えると子宮体癌で間違いないのかなという結果になります」

 

さらに組織診の結果なども踏まえると、今の段階では

子宮体癌ⅠA期 類内膜癌Grade1

と推定されるとのことでした。

 

あぁ、がん宣告ってこんな風にされるんだ。

初期の初期ってことだからまだ良かったのかな。

 

「前回の診察で癌の可能性も告げられていたと思いますが・・・大丈夫ですか?」

 

H医師が優しく言ってくれて、そこで初めて涙が出そうになりました。

でもぐっとこらえました。

多分、中待合いや待合いに誰もいなかったらボロボロと泣いていたと思います。

 

「大丈夫です」

と答えると、H医師は今後の予定について説明を始めました。