診察室へ入りN医師と初対面。
キリッとした印象ですが優しそうです。
記入した問診票の内容がPCに反映されていて、抜け落ちているところを補足していきます。
今服用している薬も記入しなくてはならなかったのですが、書くのが面倒くさくて○○の薬って簡単に書いていたのです。
お薬手帳持ってますか?と聞かれて差し出すとそれを見ながらサクサクと入力してくれました。
今までの経緯を確認し、「じゃあ、ちょっと組織取らせてもらいますね」
あぁ、きた!組織診だ!
細胞診より痛いんだよね!号泣しちゃう人もいるアレだよね!先輩方のブログでよく見たアレだよね!
と心臓がさらにバクバク。
「痛いですか?」とわかりきっていることを聞いてしまいました。
N医師ははっきりと「痛いです」と。
怖いけど・・・嫌だけど・・・やるしかないのです。
いつものルーティンで診察が始まりました。
超音波で内膜の確認。そこで衝撃的なことを言われました。
「17㎜は厚いですね」
えっ?!12㎜じゃなかったっけ??短期間で育ったの?え?え?
「じゃあ、取りますね」
その都度声をかけてくれるのがとてもありがたいです。
無言で進める医師もいるらしいので。
「いぃぃぃぃぃぃぃぃったい!!!」と声をあげてしまいました。
細胞診とは違う、経験したことのない痛み。
今までがん検診の細胞診も痛くて嫌だと毎回思っていました。
予約日が近づくと憂鬱で憂鬱で。
でも、そんなの可愛い痛みだったんだ!
今まではこういう声はなんとなく医師に悪いと思って我慢していたのですが、いつだったかクリニックのK医師に「痛かったら痛いって言っていいんですよ」と言われてからはどんどん言ってます。
「頑張ってー」「力抜いてー」「もう少しですよー」
N医師と看護師さんが励ましてくれます。
その時、どなたかのブログで読んだ「ツタンカーメンのポーズ」を思い出し、胸の前で腕を交差しました。
そして、少し冷静になってみるとめちゃくちゃ力が入ってることに気付いたので脱力し、口からは「ふーふー」と大袈裟なくらい息を吐きました。
すると、痛みが逃げて行くではないですか!(多少は痛いです)
ガマン出来ないくらいの痛みから解放されて、この方法は大正解だと思いました。
もうこの検査をすることは一生ないのですが。
「ちょっと触診もしますね。もう痛いことはしませんから」
と言われて触診。
全く痛くなかったです。
「あぁ、小さい筋腫が確認できますね。はい、終わりです」
こうして最初の山場を越えました。