土曜日に踊る大捜査線3を見た。

 ストーリーは係長に昇進した青島が湾岸署の引越しの責任者になる。

 そこへ、銀行でお金を取らない珍事件、バスジャックされたが、お金を取らない珍事件、拳銃盗難事件、連続拳銃殺人事件が起きる。警察は面子をかけて本庁と所轄(湾岸署)と合同捜査する。

 青島も事件は現場にあると和久甥と捜査してメイドカフェの捜査をしたり、木島・鳥飼(小栗旬演じるクールな補佐官)とともに捜査するが爆弾が爆発して鳥飼が右目を負傷する。

 捜査したら日向真奈美のファンサイトが原因でファンがやったと判り、警察はチャットで犯行グループと話をする。

 犯行グループは湾岸署(新しく引っ越した所をシャッターで封鎖。スミレら署員は閉じ込められる。ある日の夜の12時まで真奈美ら犯人を釈放しないと、湾岸署を爆破すると予告する。

 あわてた警察庁は法務省と協議して超法規的措置で犯人を釈放する事を決断する。

 警察庁官房審議官の地位に着いてた室井も応じる。

 鳥飼は犯人はSATで湾岸署で撃ち殺す策を進言する。

 平行して青島の健康診断で渋る青島に医者が健康診断結果を教える。

 肺に黒いものがあるX線写真を神田署長ら、湾岸署の管理職に見せる。そして青島癌疑惑が周りに知れ渡り、すみれの耳まではいる。

すみれは青島の容体を心配する。

 青島は癌疑惑をすみれの耳から知る。開き直った青島は捜査をする。

 真奈美は釈放されて湾岸署にゆく。

室井は青島に真奈美の説得役を指示する。

 和久甥が恐る恐る爆弾を触ると単なるガス。

湾岸署のシャッターを何とか開けて湾岸署員は解放される。

 真奈美と車中で話した青島は、真奈美が旧湾岸署で爆弾で死ぬと察知して、旧湾岸署から真奈美と一緒に出る。

 湾岸署引越しの日、式典で神田から真下に所長交代。室井と青島は2人にしかわからない語り合いをする。お互い、お互いの立場を、気持ちを理解して語り合う。

 お台場フジテレビも見事に映画で写す。レポーター役で愛ちゃん(皆藤愛子)も出る。見事なエンターティメント映画が踊る3.

 この映画の指揮を執った亀山プロデューサーも要所要所にフジテレビのタレントをキャストにして、室井と青島、青島とすみれのかかわりのシーンをきちんとつくる心憎さの演出はさすがである。