私は就労支援推進ネットワークに関わっている。先日セガの研究会に出席した。

 セガはジョイポリスで障がい者に配慮したサービスをしている。

自閉症なら自閉症に配慮している。酔っ払いなら酔っ払いに配慮している。

 学者がtwitterで説明して質問を引き受ける。支援者がipadで話が長い当事者の話をパネルで時間を表示して1分で区切る。ITを使った支援をする時代である。

既存のサポート機関もi-pohne、ipad、twitterやユーストリームを使う支援方法を考える時期に来ている。(特に福祉施設・作業所はこの時代の波に遅れている。)

 ブログ大脇道場のようにブログを使って政治・社会・福祉を論じる。これすらないのが実情である。社会福祉法人もHPを活用しているが、ブログ機能、twittter機能すら使わない。

mixiにも参入する気持ちすらない。研究会に出た当事者はmixiをやっている人が多い。

 福祉施設は自立支援法の枠の支援にとらわれすぎて変化の対応が遅れている。職員の意識も低い。電子書籍一つFMで流れるとどうすればいいでしょうとコメントするくらい、クラウドコンピューター革命に福祉施設及び、施設職員は意識が低い。ITを使う障がい者雇用、遠隔地雇用にも目が向かないのではないだろうか。

 私は障がい者雇用について勉強しているが、支援する側はその勉強会すら出てこれない。情報の隔たりは大きい。

そんな事をセガの研究会で感じた。

 セガは自社の障がい者雇用とジョイポリスのサービスを含めてきちんと対応していたと私は思う。

 セガ側も社会貢献としてのジョイポリスの説明に意識を払っていた、自閉症協会、全自者協(自閉症施設・作業所の団体)、成年後見団体も当事者の親亡き後の余暇にセガのジョイポリスのような障がいに理解のあるアミューズメント施設を活用するべきだろう。