人間を31年間もやっていると

人間の性能の良さに癖壁とする


 

人間の脳は

自分の持ち主が1番大事に決まっているから

その持ち主に都合が良いように考えるのは当たり前なんだ



 

人間の体は

自分の行動の全てを脳に委託しているくせに

 

脳は体が死んでしまったら

自分だって死ななきゃいけない


 

だから

自分は

というより自分の脳は

自分の体が1番可愛いに決まっている




 

誰だって死にたくない



 

生きたい

生きたい


 

都合よく

生きたい!


 

と願う



 

私が思うそれと

 

今まさに

病魔と戦っている方のそれを比較したら比にならない




 

私が適当に生きた今日と言う時間は

誰かにとって

死ぬほど欲しかった明日だったかもしれない




 

だけど

脳は都合の悪いことは考えない機能も備わっている





 

勝手に自分を被害者にすることなんて朝飯前で


 

誰よりもかわいそうな私と思いましょうよ

脳が命じれば即座に


 

自分は誰よりもかわいそうな私になれる




 

第三者的な事象も関係なく

自分なんて最後は自分の価値観の中だけで生きている




 

結局は

大海を知っている蛙なんていないんだ




 

何億年も前に

宇宙で大爆発が起きて



 

僕たちが勝手に

自分の物だと思っている地球が誕生してから


 

恐竜が牛耳り

アダムとイブが

リンゴ一つですったもんだして


 

今や

5Gを未来だと言っていた奴が悪者扱いされる過程の中で




 

腐るほどの自称被害者が誕生し


 

腐るほどの自称世直し人が誕生していたはずだ



 

そんな長い歴史の中で

たかが80年くらいの人生で

本当の大海なんて知れるわけがない






 

今自分が抱えている悲しみなんて


 

井の中で形成される

 

たった一つのH2Oくらいなもんだ







 

人間は

高性能の脳を持って生まれてきた以上

 

大国の大統領だって

飲み水に困るどこかの国の少女だって


 

自分が1番可愛い井の中の蛙だ





 

都合が悪くなれば

勝手に自分だけの井を作れる




 

しかし思う



 

声を大にして伝えたい



 

井の中の蛙でいるそれの何が悪い





 

学校でいじめられても

好きな人に捨てられても

上司に理不尽に追い込まれても

取引先に無茶を言われても




 

所詮は

向こうも自分も井の中の蛙だ



 

盛大に堂々と紳士的に

自分の井の中に閉じこもれば良い





 

地球が抱える

長い長い歴史の中で


 

私の抱える悲しみも

私の抱える怒りも絶望も


 

あなたの抱える不満も

あなたの抱える後悔も




 

所詮は自分の井を形成するH2Oだ







 

長い歴史の中で

そのちっぽけな悩みに

私が、あなたが

負けようが勝とうが

どうでも良い






 

多くの人に感動を与えた人の死も

誰かの役になんて少しもたたなかったよ俺なんてと思う人の死も





 

100年後の世界には

何一つ影響はない




 

長い地球の歴史の中で見たら



 

人間一人の死なんて


 

それはそれはどうでもいい

笑っちゃうほど

ちっぽけだ



 

だけど

明日の地球の歴史にとってみたらどうか?




 

誰かが泣く





 

増えなくてもよかった

誰かの井の中の悲しみ成分のH2Oが増える





 

どうせちっぽけだ






 

私が死んでも

 

100年後の世界は何も変わらない



 

どこでもドアができているかもしれないし

タイムマシンもあるのかもしれない


 

だから

今日死んだって良いのかもしれない




 

だけど

きっと

誰かが泣く



 

僕が自分の井を壊した時に

誰かが泣く



 

だったら



 

自分は誰よりも可愛そうですという

自己都合的な感情論を振りかざして

井の中に堂々と籠城した方が良い




 

例えどんな悩みであっても

自分を堂々と被害者だと思って良い



 

自分の井の中のたった一人の君主であっても良いと

都合よく考える術を持って生まれた以上




 

その高性能を

井を壊すことに使ってはいけない




 

私が死んでも100年後の世界は何も変わらない


 

だけど

私の周りの大切な人の脳は

私が井を崩したことを悲しみと理解する性能を持っている



 

だったら

籠城しなくてはいけない


 

籠城する自分を過保護に守れる脳の指示に従えば良い






 

あなたの悩みなんてH2Oだ



 

自分の井を壊したくなった時に思うべきだ

誰かの井の中に悲しみという余計な事象を垂れ流すなと



 

あなたの存在は誰かにとっての喜びなんだ

井の中に漂う酸素なんだ



 

あなたが生まれた瞬間

井の中で酸素を吸った人がいるんだ




 

難しいことなんて考えないで良い




 

誰かにとって

酸素であり続ける必要はない



 

しかし

あなたの存在が消えることで

誰かの井の中に余計な悲しみを流すことは不要だ



 

だったら

誰かの

もしかしたら一人かもしれない

だけどその誰かの井の中に

余計な悲しみを流さないために

籠城すれば良い

 

今辛くても

今を生きる意味なんてそれっぽっちでいい


 

後から

勝手に脳がその価値を考えてくれる



 

だって人間は高性能だから











 

ちなみに私の今の悩みのH2Oの構成要因は

今日のハイボールがやけに薄いことだ



 

そんなちっぽけな私の戯言が


 

誰かの誰かの役に立てば


 

私の悩みは

脳の栄養源となる

Oに昇華する




 

ちなみに

読者の皆様が長い時間を費やして読んでくださったこのブログの著者は

 



 

酩酊へ続く扉のドアのぶに手をかけている