あるときは別々のモノとして感じ、



あるときは同じなんだなって思う、不思議な関係。



身体が疲れていると、なんとなく気持ちが滅入ってきたり、



気持ちが晴れないときは、なんだか身体もだるい。



楽しくてまだまだいろんなことしたい!って思ってても、気付いたら寝ちゃってたり、



やる気ゼロ!寝よ!って思っても、全く寝られへん....なんて日も。







ほ~んと不思議な関係なんです。心と身体。



今更だけど、まだ俺は、この不思議な関係との上手な付き合い方が、よくわかってません。



思い切り感情の起伏や、体調の良し悪しに影響された生活をしちゃいます。



ただ、それを必死に隠そうとする機能も同時に働いてしまうので、



余計に疲れたり苦しかったりしちゃいます。



「そんなこと、しなきゃいいのに...」



って自分でも思ってんのに、どうしても隠す。嬉しくても辛くても、嫌でも好きでも。



良いことも悪いことも隠す癖。感情を読まれるのが嫌なのかね。



しかしながら、完璧じゃないのが人間。必死に隠そうとしてるのが滑稽なくらい、



周りにはバレてるらしいです。感情の起伏。



「思い切り顔に出てるよね。」俺の身近に居る人はよく言います。



恥ずかしいし、隠せてない自分に嫌になる一言。




「なんとか完璧に隠したい。」本気で思ってました。最近までは。





でも最近、「心と身体の関係」と、「自分と周りの関係」って、実は似てるんじゃないかってことに気付いて、


考え方を変えてみようかな...と思ったわけです。



冒頭で例えた通り、心と身体は繋がっていて、結局なるようにしかならない。



思いと相反する行動をとってしまったり、気持ちが伝わらなかったり。



「あ。仕方ないことなんだ。」



そう思えるようになってきました。



投げやりな意味じゃなくて、「深く考えなくても良いこと」って意味ね!



眠いときは寝ちゃうし、身体が痛いことは楽しいことじゃない。



ヤなことがあった日は凹むし、嬉しい日は自然と笑顔になる。



当たり前でしょ?当たり前なんです。



ただ、その当たり前を表に出すのがヘタクソな人間もいるんです。俺みたいに。



そのヘタクソ加減が、今までの自分の「ストレス」になっていたんじゃないか。そう思ってさ。



言いたいコトを言わない。思った通りの行動をしない。



眠いのに寝ない。遊びたいのに遊ばない。



「なんで?」ってくらい、天の邪鬼。それがカッコいいって思ってたんかね。俺は。



仕事の出来る、クールなポーカーフェイス。



映画に出てくるような、非日常的なイメージの人物像に、幼い頃から本気で憧れてたことを、



大人になって気付き、その幼い憧れを、そのまま引きずって大人になった自分に愕然としました。



仕事はできるようになったかもしれない。その幼い憧れのおかげで、冷静な判断は得意な大人になりました。



でも、いかんせん人との交流がヘタクソで。



当たり障りない会話をさせたら天下一品なんだけどね。



本気でのコミュニケーション力って言うのかな?それが欠如してるな~って思います。はい。



可愛くない、面白くない、何考えてるか解らない。



子供の頃からずっと言われてきました。



前はそう言われることで、逆に「ふん!俺は大人だからさ!」みたいな、へんな優越感を感じたりもしていたんだけど、



今は言われたくないし、寂しくて仕方ない。昔の自分も、ホントは寂しかったはずだ。







話がそれたかな?



ま、だから、「思ったコト、身体が感じたことに嘘をついちゃいけないんだ」ってコトに、やっと気付いたってことです。



心と身体に素直になって、周りにもそのままの自分を見せて行かないといけないんだよね。



自分だけのことは、今からでもすぐに変えられる。



周りとの関係は.....ま、時間かかるだろうな。



今までこれだけ長い間、何考えてるか解んなかったヤツが、急に素直になったからって、いきなり仲良くなれるはずもない。



だけど、自分が。俺自身が、今の周りとの希薄な人間関係を寂しいと思って、


自分自身を本気で変えていけば、



いつかは変わるかな。と思ってさ。



30になって、やっと友達との付き合い方が解ってきたなんて、恥ずかしいなんてレベルじゃないけど、



こうやってblogでカミングアウトすることで、自分にもう一度強く言い聞かせるみたいなね。





さ、新しい自分に、一歩踏み出さなきゃな!