最近、仕事絡みで(強調しておかないといけませんね)
20代の女性社会人に取材する機会が多々ありました。
といっても、わずか1週間でほんの4、5名に
じっくり話を聞いただけなのですがね。
いずれにも共通していたのは、
K・POPアイドルグループのファンであったことです。
推しのグループはそれぞれで違うものの、
社会人になってからも大好きで
コンサートに足を運んでいるようです。
そういえば、私の娘も同世代ですが、
同様にはまっていましたね。
面白いのは、特にK・POPの女性アイドルグループだと
女性のファンが多いことです。
この世代、男性陣は坂道グループや
AKBのファンが多かったようですが、
女性はK・POP系でしたよね。
そのスタイリッシュ感に惹かれ、
同性として憧れを持ったようです。
可笑しなもので、日本のミュージックシーンは
こうしたトレンドが来ていることを把握しながら、
手を打てなかったのが気になります。
女性ファンが好きになるのは、ジャニーズ。
そんな思い込みがあったのではないでしょうか。
同性としての共感を求めることを狙ったグループは、
ほとんどありませんでした。
まあ、パフュームがギリギリのボーダーラインなのかもしれません。
はっきり言ってなかったといって良いでしょう。
その間隙を見事つかれましたね。K・POP陣営には。
それにしても、一攫千金狙いの凄腕が揃う
音楽ビジネスの世界でなぜ、
日本は10代・20代の女性世代からの共感を得る
女性アイドルグループを輩出できなかったのでしょうかね。