前からタイムスリップ物は
あったのですが、
ここ最近話題になっているのが、
令和と平成との行き来パターンです。
要は、今の高齢者世代と若者世代を
両方ターゲットにしようという試みです。
福山雅治が主題歌を歌い話題になった
映画『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』もそのパターンでした。
女性主人公がいきなり太平洋戦争まっしぐらの昭和に
飛ぶという設定でした。
こちらは戦争を扱っているので重かったですね。
ならば、ライトで行こうということで仕掛けたわけではないでしょうが、
現在TBSで放送されている「不適切にもほどがある!」(金曜・午後10時)という
連続ドラマもあります。
こちらは、俳優の阿部サダヲが主演していますが、
もともとは宮藤官九郎の脚本なので、
ライトタッチです。
令和の放送コードからして許して良いのかという声があるものの、
最新回の世帯平均視聴率は8・3%。
まあ合格ラインを行っています。
ということは、ここしばらくは
この昭和と令和を両方狙う作戦は続きそうです。
考えてみたら、歌番組ではもう定番ですからね。
ただ、ドラマとなるとそうは簡単に行かないので、
今後のアレンジを楽しみにしています。