この連日、幾つかの小説を読み終えました。
「傲慢と善良」も面白かったですね。
主人公であるカップル二人の成長ぶりが
伝わってきました。
ちなみに、主人公の一人の名前が真美(まみ)と言います。
実は、真実(しんじつ)とも読めるところに
作者の意図が窺えます。
そういえば、こうした読み応えある小説を
買い入れていた近所の本屋さんが、
今年三月で閉店することが決まりました。
「おいおい、立ち読みできなくなるではないか」というのは、
私の勝手な言い分。
そんなお客が多かったから閉めることを決断したのかなと
思ってしまいました。
ネットで本が買える時代になってから、
リアルな本屋さんはどんどん閉店に追い込まれています。
そういえば、都内でも大型の本屋さんはかなりなくなりました。
何でもネットでという流れのようです。
ただ、立ち読みの楽しさは
ネットでは味わえないんですよね。
とはいっても、経営が成り立たないと
本屋もなくなりますよね。