「ティッピング・ポイントを 押せば世界は傾く」 | 「人生」の面白さを知る、何気ないエッセンス

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こんなことがあるのか、あんな考えもあるのか…といった人生のエッセンスを3分間で学びましょう!

sode-sanです。

今年2月からブログを再開し、

早くも3カ月目を迎えています。

 

ツィッターなどを見ても

「一般人がブログで成果を出すまでには時間が掛かる」と

書き込まれていますが、

確かにといったところです。

 

何か急にドカーンといかないかなと思っていたところで、

救いの神を本棚から見つけ出しました。

それが、今日取り上げる書籍です。

 

タイトルは、

~ネットワーク理論が明らかにする口コミの理論」。

著者は、元ワシントン・ポストの記者である

マルコム・グラッドウェルです。

 

 

【ググッと要約】

マルコム・グラッドウェル氏は、

アイディアや製品、メッセージ、行動などは

まるでウィルスのように広がっていくと書いています。

伝染病的な現象だと。

 

その特長は、以下の3点です。

1)感染的であること

2)小さな原因が大きな結果をもたらすこと

3)変化が劇的に生じること

このなかでも、3)が重要で

すべてが一気に変化する劇的な瞬間を

「ティッピング・ポイント」と名付けています。

 

では、その「ティッピング・ポイント」を導くには

どうしたら良いのでしょうか。

言い換えれば、爆発的感染を起こすにはどうすれば良いのか

ということで、グラッドウェルは

3つの法則を説いています。

 

1)少数者の法則

社会的な伝染は、仲間内で影響力がある

ほんの一握りの例外的な人々(コネクター」)の努力で広まる。

2)粘りの要素

メッセージに強い印象を持たせ、記憶に粘りつかせる。

3)背景の力

微妙で予測しがたい要素も、行動に作用する。

 

本書では、それぞれの法則について

1章づつを割いて解説しています。

 

 

【この本から学ぶ、

明日から実践したい成功の秘訣】

「ティッピング・ポイントを

押せば世界は傾く」

さあ、問題はどうすれば「ティッピング・ポイント」に

至ることができるかです。

 

マルコム・グラッドウェル氏が説くのは、

限られた資源を一点に集中させ、

一気に投入すること。

自分の努力を一点に集中させろとアドバイスします。

 

そして、もう一点。

社会的な能力に秀でた特別な人を見つけ、

情報提示の仕方を工夫すれば良いと。

要は、誰に言わせるかですよね。

 

さて、理論的なところは理解できたでしょうか。

これを、どう実践に結び付けていけば良いのか。

できれば、もう少し分かりやすく説明してもらいたいですね。

 

これだと、メカニズムがなんとなくわかったという程度。

もちろん、それはそれで大事なのは分かります。

 

本書の解説コーナーで、

「まず、メカニズムを理解し、

その上で『では明日から何をするか』という順序で

取り組むべきだ」という一節が出てきます。

 

ノウハウやハウツーを求めてやまない私の愚かさを

教えられます。

 【添え事】

あなたが最近触発された書籍、人生を大きく変えられた書籍、成功のエッセンスが満載だと思った書籍があったら、ぜひ教えてください。それらを持ち合って、書籍のプレゼンをしあったり、内容を質問したりしながら、新たな書籍との出会いを楽しむとともにスキルアップにつながる【読書会】や【企業研修】を開催したいと思っています。