ここ数日、

TVでオレオレ詐欺等の特殊詐欺の話題を

続けて目にしました。

 

それで思い出した昔の出来事。

 

あれは20年近く前だったと思います。

 

昼間、一人の時に固定電話が鳴り、

(ナンバーディスプレイではありませんでした)

出てみると相手は中年男性。

 

 

 

 

落ち着いた丁寧な声で

 

○○さんはお宅のご主人でしょうか?

 

はい

 

わたくし××という会社の者です

実は

ご主人がうちから借り入れをされていまして

 

 

・・・えっ?

 

 

今日が返済期限ですが未だに入金が無く、

連絡が取れません

ですのでお宅に連絡させていただきました

 

 

 

心臓ドキドキビックリマーク

受話器を握る手が震えて

相手の声が遠くに聞こえる。

 

 

 

奥さまは何か聞いておられますか?

 

いえ、何も・・・

 

とにかく至急返済していただかないと

こちらも困ります

奥さまがご用意いただけますか?

 

そんな・・・

いったい幾らなんですか?

 

100万円です

 

ひ、ひゃくまん!?

 

 

 

 

私は猛烈に腹が立ちました。

電話の相手に?

いえ、主人にです。

 

 

 

 

100万もの大金、

よぉわからん怪しげな会社に

借金するとはナニゴトや!

 

いったい何に使ってん?

私は10円でも安い物を求めて

自転車で爆走しとるっちゅーねん!

 

シバキや!!ムキーッメラメラ

 

 

 

 

黙ってしまった私に

相手が急に声を荒らげました。

 

 

奥さん!

これからお宅に行きますわ!

 

 

はぁ!?爆弾

私は知りません!

主人の借金なら主人から取り立てて!!

 

 

せやからダンナさんには連絡が・・・

 

 

知らん!💢

 

 

 

受話器を叩きつけて電話を切り、

即主人に電話。

 

ノンキに出た主人に顛末を話すと

「借金なんかしてない」と。

 

詐欺の電話だったんだと

安心するやら腹立たしいやら。

 

 

 

 

 

今ほど詐欺が話題になっていなかったのか、

警察に届ける事はしませんでした。

すればよかった。

 

 

 

セキセイインコ青ママは昔から強いねぇ